和歌山の家-lean to roof house-

使用材料

屋根 :
ガルバリウム鋼板(縦ヒラ葺き)
外壁 :
ジョリパット(小粒ロックS)、杉縦板張り
天井 :
ビニールクロス貼、杉板張り
壁 :
ビニールクロス貼、キッチンパネル貼
床 :
あずみの松、Pタイル
家具 :
松集成材他

敷地面積200㎡以上の角地での戸建て住宅の計画。
角地のメリットを活かして、メインの駐車場は出入のしやすい
コーナーに配置。出庫時も入庫時も前進で楽な使い勝手としました。
角地のデメリットは周囲からの目線が入りやすいことですが、
窓の配置やバーチカルブラインドを利用することでしっかりと
プライバシーを確保しています。またオープン外構にすることで
開放感と防犯面をも両立させています。LDKとL字に面した
ウッドデッキは外と中を繋げる空間となり、更に天井の素材を
中と外で揃えて内外の境界を曖昧にした中間領域を形成して
外部を中に採り込む工夫をしました。そこに天井高さの差を
利用した間接照明を入れることで、光の演出もプラスしています。
生活の中で居る場所からの視線の抜けを作り、床面積以上の広さを
感じられる家事動線も考慮した間取りと気密性と断熱性の性能を
高くした快適な空気環境を持っているとても住みやすいお家です。

所在地 和歌山市
用途 住宅
構造 木造2階建て
敷地面積 216.47㎡
建築面積 78.41㎡
延床面積 103.33㎡
竣工 2022年 7月
設計監理 岡崎 祐介/祐建築設計事務所
施工管理 加藤 一輝/不二工営建設株式会社
構造設計 土屋 茂/株式会社土屋設計
写真撮影 多田ユウコ/多田ユウコ写真事務所