岸和田の家-wide eaves house-

市街化調整区域に建つ母屋に隣接した敷地を農地転用で住宅地に変更し、

分家住宅として建築した住宅。広い敷地内の南側には芝生で遊べる広場、

奥行きのあるウッドテラス越しにはそれを見る形でLDKを配置しました。

リビングにあるカフェコーナーは子供の様子を見ながら友人とゆっくり

お茶をしたり、子供の勉強スペースとなったり、ベンチにもなります。

ウッドテラスの上には古家で使われていた丸太の化粧梁を再利用し、

その他にも大工さん製作のオリジナルキッチン、十和田石と高野槙を

使用した浴室などクライアントのこだわり満載の空間はまるで避暑地に

佇むリゾートホテルのような雰囲気を持つ住まいとなりました。

王寺町の家-diagonal house2-

新しく造成された住宅地に建つLDK+畳コーナーが一体となった住宅。

リビングとの段差、外空間とフラットで繋がるウッドテラスによって、

視覚効果でより広がりを感じられるようになっています。

敷地と平行ではなく、あえて角度をつけた建物配置は2台の駐車スペースや

ウッドデッキ、家庭菜園、サービステラスのスペースを確保しつつ、

プライバシーを守る面でも効果を発揮しています。

十分なスペースと1階部分でコンパクトにまとめられた家事動線はこれから

住まい計画をされる方にとっても参考にしていただけると思います。

 

石切の家-flexible house-

坂道の多い古くからある住宅地は第一種低層住居専用地域で

昨年末から準防火地域にりました。道路との高低差がある敷地に

2台分の駐車場を確保し、外壁は板壁と濃紺のサイディング張で

落ち着いた雰囲気の外観となりました。広々としたLDKは

一部が高天井で開放感ある空間にしています。

1階にはSCLやパントリー兼家事室、予備室もあり、

収納も必要なところにしっかり確保。2階の広いホール兼

図書コーナーには本棚やPC用のカウンターが大工造作されて、

一般的な個室だけの2階のイメージと違った楽しい場所と

なっています。WCLやロフトも備え、2階にも収納スペースを

十分にとっています。

和泉の家Re-book & piano-

周辺で建替やリフォームするところが増えてきた

住宅地にある一戸建ての住まいのリノベーション。

外構は門などを撤去し、スッキリさせて乗用車と

軽自動車の2台を停められるようにしました。

外壁は既存を残しながら一部を塗り壁にすることで

以前と印象を変えた仕上にしています。

1階部分はかなり間取りが変わり、防音等に配慮した

ピアノのレッスン室が新しくでき、LDKも広くしました。

もちろん構造部分もしっかり補強を行ってあります。

また猫2匹と一緒に暮らす住まいなので、猫扉、猫窓、

猫階段、キャットウォークも設置していて、猫のトイレも

2箇所置けるように計画してあります。

2階にはそれぞれの個室からアクセスしやすい位置に

図書コーナーと大容量の本棚を配置しています。

ちょっとした空間ですが、ここは家族が繋がる時間が

生まれる場所となっています。機能面では断熱材を

すべて交換し、サッシも大部分をペアガラスのものに

取替えたり、インプラスの窓を設置したりでかなり

断熱性能をアップすることができました。

 

堺区の家2-compact box-

駅近くの準防火地域内にある第二種中高層住居専用地域の

線路沿いにある住まい。外壁は白色系のフラットサイディングで

シンプルな外観としました。RCP(reduce costs plan)で

費用を抑えた今回の計画は設計施工費用を合わせて、

消費税込2000万円以下で実現することができました。

明るく狭さを感じない間取りと収納もしっかり確保した

木造2階建て3LDK+SCLで各階にトイレが1台ずつ、

プライバシーを確保したバルコニーもあります。

これまでコスト面で設計事務所の計画を選択肢に入れられ

なかった方にも、検討のひとつにしていただけると思います。

 

精華町の家-park view house-

第一種低層住居専用地域の閑静な住宅地、南側に公園が隣接する住まい。

外壁は白色系のそとん壁に淡い色のそとん壁と床板と揃えた唐松の板張を

アクセントとした外観です。LDKは漆喰塗りを基本に壁を仕上、

自然素材の織物壁紙などを使用しています。キッチン、洗面、浴室は

左官材料のモールテックス仕上、木部の塗装は白を基調にしながら、

いろいろな素材をバランスよくまとめたデザインとしています。

ファミリークローゼット、デイベッドスペース、キッズリビングと

住宅の新しい使い方を持った部屋がありながら、収納部分も

しっかりと確保して、住みやすく開放的は空間ができました。

 

泉大津の家-triangle roof-

第一種住居地域(準防火地域内)に建つ三角屋根の住まいです。

外壁・屋根・サッシ等はすべて白に統一し、玄関建具と木製縦格子が

白木の色でアクセントとなっているかわいい外観です。

リビングには大きな吹抜があり、天井と壁はすべて漆喰塗りで仕上げた

心地よい空間となってます。使用している木材はハードメイプルと

米栂で塗料も濡れ色にならない木の自然の色を活かせるものを採用し、

内部は白とナチュラルな薄い木の色で構成しました。

吹抜から各部屋に繋がりの家族の気配を感じて暮らせる計画となっていて、

お風呂も在来浴室と各所施主のこだわりが詰まった住まいが完成しました。

 

堺区の家-enclose house-

準防火地域内の木造3階建て2世帯住宅。内部が繋がっていないので、

建築基準法上は長屋(重層長屋)という扱いになります。

敷地の有効利用のため、敷地形状に合わせて建物を囲むシェルの

イメージで配置した黒色の斜めの外壁と内部の白い外壁はガルバリウム

鋼板のツートンカラーでシャープなデザインとしました。

オーバーハングで張り出した軒下は駐車スペースとしています。

1階の親世帯はLDKと寝室をワンルームでホテルライクな暮らしが

できる間取りにしており、他には広いウォークインクローゼットと

ゆとりのある洗面所がついています。勝手口からは2世帯共用の2畳弱

ある外部収納にアクセスでき、ゴミ置き場としても活用しています。

2階と3階は子世帯で2階がパブリックなフロア、3階がプライベートな

フロアになっています。2階のLDKは上部吹抜となったテラスからは

たくさんの光と風を採り入れることができます。

防火そで壁の利用することで延焼範囲をクリアして設置できるようにした

木製建具はフルオープンでき、外部空間との一体感を持たせることで

視覚効果から実際の広さより開放感もアップしています。

畳コーナーもあり、コート掛のあるシューズクローゼット兼パントリー、

小物収納と収納も充実しています。

3階部分はホールとカーテンで間仕切りができる主寝室、2つの子供部屋、

洗面脱衣室、洗面脱衣室から主寝室にウォークスルー可能なクローゼット、

そこからアクセスできる物干し用のバルコニー、趣味の部屋、小物収納と

たくさん部屋をスペースに無駄のない配置で計画ができました。

今回、照明計画は大光電機株式会社 チームTACTの家元あきさんに

ご協力いただき、デザインをお願いいたしました。

 

太子町の家-terrace side house-

市街化調整地内の広い敷地に広い軒下空間とテラスを持つ住まいです。

黒いガルバリウム鋼板と茶色の縦板張りの外壁で落ち着きのある

外観となりました。内部はLDKからは庭をワイドに眺めることができ、

書斎とは程良い距離感で外部空間と繋がりのある計画としています。

家事動線をまとめて、収納も必要な箇所にたっぷりと設けて、

とても暮らしやすい住まいができました。

千本北の家-Square&Triangle-

大阪市内の住宅密集地にあるご主人が小さい頃から住んでいた家を解体して、

新しい住まいを新築した計画。もともとの住まいより床面積は小さくなりましたが、

光と風を採り入れ、外部空間を感じられるようにして心地良くて、

より広さを感じられる住まいになりました。外観は三角屋根に黒い

ガルバリウム鋼板と一部を板張にしたかわカッコイイ感じになっています。

ご夫婦と双子の赤ちゃん、ご主人のお母さんの5人暮らしにちょうど良い空間と

十分な収納を兼ねそろえた住まいになりました。