昨年12月に堺区の家と泉大津の家の5年点検に伺いました。
両方ともにビームスコンストラクションの中村さんが現場担当しており、
住まい手さんから事前に聞いていた気になる部分も当日対応してくださいました。
メンテナンスの知識や経験も豊富で身のこなしも素早いので見ていても
すごく安心感があります。こういったところも工務店さんにより、
差が出る部分なので、設計者からも推薦しやすいポイントかなと思います。
サッシの調整等がありましたが、大きな不具合はなく
快適に暮らされていると伺い、安心できました。
点検ではひと通り気になるところの確認をし、工務店さんが
すぐに改善可能なメンテナンス作業をしている間、少しクライアント
とのお話をし、1年住んでみての意見をいただくことが多いです。
今回も以前の住まいから床面積は変わらないくらいなのに広く感じ、
日中も電気をつけなくても明るくすごせているとうれしい言葉を
いただけました(^^ゞ また1年後の2年点検もよろしくお願いいたします。
施工事例に『堺区の家』を追加しました。
今回の竣工写真撮影は引越し後、少し時間が経過して
生活が落ち着いてからの撮影です。人が暮らすことによって、
より本来の住まいの形がわかるので、ご了承いただけたときは
クライアントにご協力いただき、竣工撮影をこのタイミングで
させていただいてます。長年かけて集められた小物や家具が
とっても良い感じでした。同じ日に工務店さんにも来ていただき、
半年点検も行いました。特に大きな不具合もなかったので
良かったです。すべての作業終了後、クライアントがケータリングの
夕食をご用意くださっていて、とても楽しい一日を過ごすことが
できました。Mさまご家族の皆さま、本当にありがとうございました。
写真のできあがり、楽しみにお待ちください。
アプローチ、ポーチ、外部階段、玄関の床仕上はコンクリート平板です。
ゴツッとした表情がいい感じで、今回1階はそのままの色、外部階段から
2階へはコンクリート用の塗料で黒色に塗装を行う予定です。
コンクリートやモルタル仕上は収縮でどうしてもヘアークラック等を
発生する可能性が高くなってしまいますが、コンクリート平板は
それも軽減され、またその素材感から経年変化や暮らしてからの
キズや欠けも味となって感じられる素材なので個人的に結構好きです。
フローリングも同じなのですが、既製品のピカピカしたものは完成時は
キレイでも時が経つと劣化という印象が強くなります。
無垢のフローリングは経年変化や傷が味でそこに暮らした思い出と
なって感じられたりします。気になるところもメンテナンスすることで、
また新しい歴史を重ねた状態を楽しむことができると思います。
仕上材料は人によって大きく好みが分かれる部分ですが、私自身は
変化を味と感じられる材料を好きになることが多いです(^^ゞ