天候の関係で外構の完成がお引渡し1日前になったのもあって、
お昼から竣工写真撮影、夕方からお引渡しと夕景撮影、メーカーの
設備機器説明という感じになりました。撮影してもらった写真は
また近日中に施工事例にアップできると思います。内部は昼の光と
夜の灯り、それぞれの雰囲気がとても良い感じになっています。
私の撮ったのは外観だけなので、竣工写真の掲載まで少しお待ちください(^_^)

施工事例の「八尾の家」に竣工写真を掲載しました。
【堺市西区の家-park view house2-】
周辺より少し高い地盤で北側に公園が見える角地にある敷地に
敷地内の高低差に沿って建物を計画。地下1階にエントランスと
駐車場を配置することで、北側の眺望と南側の採光を最大限
活かせるようにしました。また周囲からの視線が気にならない
ように軒の出や手摺の高さで見え方の工夫をしています。
道路に面した西側と隣地に面した東側は日射対策で開口部は
洗濯室の採光用のみとし、プライバシーもしっかり守るように
しました。1階は水廻りとLDKがあり家事動線も短くし便利に、
またLDKは一部に高低差をつけて視覚距離を長くし、空間が広く
見える演出をしています。天井高さの低いところと高いところを
つくることで空調の光熱費を抑え、移動時により開放感が得られる
仕掛けもしています。デッドスペースを無くして、収納もたくさん
確保した暮らしやすい住まいとなりました。
この度クライアントのご厚意で完成見学会の開催することとなりました。
見学希望の方は当事務所ホームページのお問い合わせフォームもしくは
お電話で来場予定日時と人数をご連絡ください。確認次第、詳しい場所を
お伝えさせていただきます。ブログでも実際の工事状況を掲載しておりますが、
是非この機会にお越しいただき、実際の空間を体感してみてく
※見学は完全予約制となります。前日の正午までにご連絡をください。
※お引渡し前の住宅となりますので、見学の際は十分ご配慮下さい。
お手荷物は車内等に置くなどし、許可なく内装部分にお手を振れたり、
床等に座ったりはしないようにしてください。
※小さなお子様をご同伴の場合、抱きかかえての見学等をお願いいたします。
■完成見学会の日程
日時:2025.11. 3(月・祝)、11. 8(土) 9:30~17:00
場所:堺市西区
用途:専用住宅
構造規模:木造地上2階地下1階建て
延床面積:約42坪
設計監理:祐建築設計事務所
工事施工:株式会社じょぶ
4月下旬にブログで書いていた新しいチャレンジの場所などが
ほぼ確定してきたので、広く情報解禁することにしました。
学校を卒業してから建築に25年関わって、また15年設計事務所を
経営してきた中で、衣食住の「住」の「建築」って身近なもの
だけど、一般の方が知りたいことを気軽に相談できるところって
あまりように感じていました。相談までいかなくてもふらっと
立ち寄れて、ちょっと聞いてみたいができるカフェやバルみたいな
場所があれば良いなと思うようになって、3年くらい前から
建築の相談もできるカフェ&バルのオープンを構想し、
今回本格的に計画をしました。6年前から水出しコーヒーづくりを
するようになり、キャンプで食べれるファストフードや燻製を
つくるといった自分の趣味も活かせるのが、一歩踏み出せた理由にも
なってます。今年からはスイーツづくりにも挑戦して、建築家の
性格からなのかこちらもこだわって凝りだしてます(^^;
どれも建築の考え方と近く「シンプルにできる限り自然素材で
コストパフォーマンスも考えて」でいろいろ作っていってます(^^ゞ
今年の春から物件探しをし、いくつか見に行ったりなどしてたの
ですが、なかなかここ!というところにめぐり逢えずで少し時間も
かかりましたが、良いと思うところを見つけ、来月の初旬から
着工する予定となりました。ブログやインスタで少しずつ進捗や
メニューなどを報告していくので、またチェックしてもらえると
嬉しいです。インスタは設計事務所が yuu_architect_design_office
カフェ&バルが yuu_archi_cafe
のユーザーネームになります。よければフォローしてください(*^_^*)
カフェ&バルのロゴも新しくデザインしました。
堺区の家3の1年点検に行ってきました。
大きな不具合等はなく、建具の調整とクロスの隙間の
メンテナンスで完了しました。前回、設計監理させて
いただいた住まいは7年と3~4ヵ月暮らされて、
電車の線路を高架にするための立ち退きとなってからの、
今の新居なので、1年点検も2回目です。
竣工してからはなかなか会えなくなることも多いので、
こうしてよく会えることは嬉しく思います(*^_^*)
台風養生で足場のシートが捲られていたので、足場解体の一足前に
外観の全景確認ができました。これからここに木部のブラウンが
アクセントで入って、建物雰囲気を引き締めてくれます。
内部は壁と天井の下地がつくられ、一部造作家具も形を見せて
きてます。収納上下の空間を異なった室で使用したりしてるため、
複雑な部分もありますが、問題なくできあがってました。
毎週、現場に行ってチェックをしながら現場の質疑を受ける
現場定例をしているのですが、ここ数週は特に質疑もなく、
かなりスムーズに進んでいます。大工さんが以前も私の設計した
建物を担当したことがあるというのもありますが、図面でキチンと
表現して説明できていた結果ということになります。
すごく良いことなのですが、質疑がないのも少し寂しいと
感じてしまう部分もあったりします(^^ゞ
外壁工事が一気に張り終わって、内部の断熱工事も順調に
施工されていってます。断熱材は何が良いか、何が良くないか
という話題もでたりしますが、個人的にはシンプルに
熱抵抗値と透湿性、断熱欠損、地域性(冬の内外温度差)、
コストパフォーマンスあたりを検討するところにしています。
気密性は断熱材と一体のものは施工性に難しさがでてくるので、
断熱材と気密シートは別で施工をする形をとっています。
あとは私が「?」と感じることはしないようにしています。
たとえば、設計ブログにも記載していますが、断熱材の外側に
透湿性のあまりない構造用合板を張った上に、透湿性のある
透湿防水シートを貼るということはしないようにしています。
シンプルな納まりにすることで施工難易度も低くなって、
施工手間も減り、コストも抑えられます。あとは現場チェックを
キチンとすればしっかりとした断熱と気密が担保できると考えます。
足場を登って、屋根の状況ももちろん見に行き、写真を撮って
クライアントにも見てもらえるようにすることも大切にしています。
足場に登ってチェックする監理者も意外と少なかったりするので、
監理者がどのようにチェックしているのかを住まいづくりをするときは
事前に聞いてみるのも良いと思います(*^_^*)