江坂の家 木製建具と器具取付。

電気設備や照明設備、木製建具の取付等の仕上工事が行われました。

ポイントで建具の引手や取っ手などに真鍮製のものがいくつか入ってます。

今回、施工会社が地元の初めての依頼する工務店さんで慣れていない

部分もあってか、工事も少し遅れ気味となっていますが、

完成も見えてきましたし、とても良い感じの雰囲気ある空間が

できてきているので、しっかり最後まで私も監理業務がんばります。

 

 

 

江坂の家 内装工事。

内装の塗装の下地となるコバウがせっこうボードに

貼られました。今回、少し色のついた仕上となる

天井・壁が多いので、一時的に白い壁の空間が

現れた感じです。この後、天井と壁の塗装がされ、

その後床の塗装、設備機器の取付をし、いよいよ

お引渡しとなる予定で進んでいきます(*^_^*)

 

 

 

江坂の家 造作家具工事2

前回から造作家具と木工事の造作が続いてます。

洗面台はかなりの割合で造作となることが

多いですが、キッチンを造作しているのは

設計した物件の30%強くらいかなと思います。

感覚的にですが、製作キッチンの数は結構

多い方の設計事務所だと思います。仕上の

種類もかなり豊富にいろんなのをしています(^^ゞ

 

 

江坂の家 造作家具工事

限られた空間を無駄なく使うための方法として

造作家具も有効です。広く感じる工夫をしながら

しっかりと収納部分をとって、かつその使い勝手も

考慮することが住みやすさに繋がっていくと思います。

より効果的にするためには使い方や設置するものを

考えておくのもとても重要になってくるので、

収納するもののサイズ確認は事前にしておくのが

おすすめです(^_^)

 

 

 

江坂の家 内部造作工事。

床面積は小さいですが、スキップフロアで広く見えるように

視覚距離が長くなるよう工夫をしています。

そのため少し構造的には複雑になっている部分もあるので、

配線や配管、断熱と造作とかがそれぞれの場所で順番に

進められています。スペースも有効活用して、天井が高い

部分は上部を収納にしたり、床下で収納を設けたりして、

床面積の小ささをできるだけカバーできるような

計画となっています。

 

 

 

 

江坂の家 足場解体。

足場の解体が完了しました。

正面はグレーの金属製サイディングと

板張りのバランスが良い感じにできました(^^ゞ

屋上の開放感と横板張りの雰囲気も

クライアントに喜んでいただけました。

内部はフローリングを張り終えて

断熱と気密とせっこうボードが

順番に施工されていってます。

  

 

江坂の家 床と外部壁の板張り

大工さんのフローリングと外壁や軒天の板張り作業が始まりました。

無垢板の仕上材が入ると雰囲気も出てきて、木の良い香りも

現場に漂っています。今回、床は能登ヒバを採用しています。

年明けの地震で入手できるか不安もありましたが、無事に仕入れ先も

見つけることができました。外壁や天井は製材所さんから直接

仕入れてもらった吉野杉を使用しています。それぞれの木材の

長所や短所、見え方などを説明し、好みを確認しながらクライアントと

一緒に素材を選定しています(^^ゞ

  

 

江坂の家 サッシ取付と外壁の工事

構造部分ができあがると次は建物に雨風が入らないように

するための部分の工事を行っていきます。今回は外壁を

内張りで予定していたので、屋根は外壁後となりましたが、

屋根や屋上の防水、サッシの取付、外壁の順番が基本に

なります。前回は雨養生のために仮で塞いでいましたが、

ルーフテラスは天井裏となる部分の屋根を開口して、

大きく空を眺められるプライベート空間にとしています。

江坂の家はサッシ2箇所と玄関ドア1箇所とかなり

少ないですが、しっかりと光を採り入れられる位置に

できるだけ大きな窓を設置することで各部屋に明るさが

無駄なく届けてられるようにしています。

 

 

江坂の家 金物検査

木造で延べ床面積が50㎡未満の江坂の家は指定確認検査機関等の

中間検査が必要ない建物になりますが、しっかり現場監督と大工さん、

設計者でチェックします。構造金物は当然、全数チェックして

耐力壁の釘の種類やピッチ、打ち込み方まで見ます。

おそらく役所等の検査員さんより私の方がかなり厳しく

見ているのではと思います(^^ゞ 工事の進め方によっては施工が

後になってしまう部分もありますが図面にチェック事項として

記載しておき、完了を確実に現場で確認するようにしてます。

現場は防水下地までできていました。屋上のルーフテラスとなる

部分に屋根はないのですが、今は雨養生で塞がれています。

ここが開けば上から吹抜を通して、光が1階まで降り注いで

くるようになります。

  

  

 

江坂の家 棟上。

基礎が完成し、GW明けに建て方を開始、構造材のプレカットした

部分もスムーズに作業が進んで無事に棟上ができました(*^_^*)

建築面積が25㎡弱のため、土台の本数がかなり少なく、

工務店さんが部材の入数が間違っているかもと感じるくらい

土台敷きが終わるのが早かったようです。

ルーフテラスになる場所は周囲の建物より少しだけ高く

立ち上がった外壁によって、プライバシーもしっかり守れます。

一段台を上がれば西側にある山並みも少し見えそうです。

間口3mと短辺方向の耐力壁を取るのが難しく、1階は特に

その影響を受け狭くなりがちですが、壁が3重の部分を

作ったり、柱を少しだけズラすアイデアにより、狭く感じない

ように工夫を凝らしてます。

  

  

 

江坂の家 配筋検査

江坂の家の配筋検査をしてきました。

当事務所の物件は構造計算によって、

基礎の耐力もしっかり検討しています(^^ゞ

立ち上がりの位置の寸法や補強で入っている

鉄筋の確認などをチェックして、

気になる部分や手直しが必要な部分は

コンクリート打設前に修正してもらって

工務店さんに写真の提出をしてもらってます。

 

江坂の家 模型。

着工前に模型を作成しました。

江坂の家は間口3mで当事務所がこれまで設計した住宅の中で

床面積が一番小さな建物になりますが、限られた面積の中で

狭さを感じずに広がりと明るさ、楽しさと生活のしやすさを

感じられる空間となるようにできたかと思います(^^ゞ

 

 

 

江坂の家 地鎮祭

解体工事が完了し、江坂の家の地鎮祭が執り行われました。

予定していた午後の時間が雨予報だったので、クライアントが

配慮してくださり、午前中に先に敷地の御祓いをしてもらい、

午後に神社さんで地鎮祭という形になりました。

学生時代によく地元のお祭りに参加していたからか

個人的に神社はどこか落ち着く場所に感じます(^^ゞ

地鎮祭後、祭典に参加していた工務店さんも一緒に

少し打ち合わせをし、質疑関係とと今後のスケジュール等の

確認もできました。天候の関係もあり、少し当初の予定より

遅れましたが、来月からいよいよ工事着工となります。

 

江坂の家 解体と仕上材料決定打合せ。

江坂の家は既存建物の解体工事が始まっています。

このところ雨の日が多く続いた影響と隣地建物と

近く前の道も狭いことで重機なしのため、工事は

遅れ気味ですが、作業は丁寧に進められています。

建築工事では仕上となる材料だけでも屋根や外壁の色、

内装の仕様、設備機器、建具の取っ手、コンセントや

スイッチのカバー等々数多くあります。

ひとつひとつ最終何に決めたのか、まだ最終決定できて

ないのか、いつまでに決定すればいいのかは流石に

クライアントも私もお互い覚えきれないので、

表にそれぞれの材料名と決定したら決定日、まだの

ものは工務店さんに記入してもらった工程に影響が

でない締切日をその都度更新させて作成しています。

この表があることで3者ともに間違いによるトラブルの

リスクがかなり軽減でき、決定・未決定の材料の確認も

わかりやすくなります。現場監督時代に必要性を感じ、

私が設計事務所として独立してから作ったものですが、

お渡しした工務店さんから自社でも使用していいかと

聞かれ、採用されたりもしています(^^ゞ

 

江坂の家 解体工事安全祈願祭

建築許可申請が無事におり、その後先行して提出していた

事前協議も同時に完了しました。吹田市役所で書類を受け取った

その足で、前もって確認検査機関に下見を提出し、

その後の指摘修正も進めていた確認申請も本受付してもらって、

当日、確認済証発行となかなかハードでしたが、段取り良く

手続き関係が進みました(^_^)v

工事は既存の建物の解体工事から始まりますが、その前に

解体工事の安全祈願祭を執り行い、思い出の詰まった

建物に「ありがとうとお疲れさま」を伝えるとともに、

安全を祈願ができました。新たな土地を購入してではなく、

住んでいたところの建物の解体は気持ちの面でも少し違って、

新しい住まいを設計する身として、より気が引き締まります。