外壁のサイディング張りがほぼ完了しました。
淡いベージュに茶色の屋根が落ち着きのある雰囲気で良い感じです。
窯業系サイディングは特に柄や張り方、納め方等、少しのことで見え方も
大きく変わり、うまく使えばコストを抑えながらスッキリとした外観にも
できますが、逆に考えて施工しないと安っぽい感じにもなってしまうので、
センスが問われる部分だと思います。
外観は外壁の一部、雨がかりのないところに防火構造に対応させた無垢板張りや
手摺などがアクセントに入る予定で、ここからより引き締まった感じに予定です。
内部は設備で1620サイズのシステムバスも設置され、電気の配線等も
行われています。大工工事は石膏ボード張りとフローリング張りが進められてて、
今回、フローリングは国産の無垢の松を選択しています。フローリングは
建物内で1番人と触れ合うところになり、住まい手に合うものを選択できる
ように打合せでも詳しく説明をさせてもらうところになります。
材の特性やコストバランス、木目、硬さ、節の有無、色合いなどいろいろな
部分で選ぶ選択肢は変わってきます。例えば硬い木材は傷はつきにくいけど、
足触りの柔らかさはないので、柔らかい木材と比べると少し疲れやすく
なったりします。その他、柔らかい木の方が一般的に熱伝導率が小さくなるため、
冬も冷たく感じにくく、硬い材の方が身体から熱が流れやすくなるため、
冷たさを感じやすいです。当然、加工のしやすさなども変わってくるため、
そこでコストも変わったりする場合もあったりなどもあります。
住まい手の暮らし方や考え方によって、その人のベストチョイスも変わるので、
打合せでは見て、触って検討してもらうようにしています。