設計事務所の仕事内容は一般的に建物の設計図の作成し、
空間のデザインをすることとそれに伴う調査と申請、
工事が着工してからは図面通りに施工がされているかの
チェックを 行うことが基本的な業務となります。
他にも銀行ローンや土地探しのお手伝いなど様々なことを
行いクライアントの サポートをしております。
今回はそのひとつである「見積減額案」について説明いたします。
施工業者さんに見積書を作成してもらって、その内容に間違いや
問題などがないかを 確認するのはもちろんですが、そこから
クライアントの予算に合うようにするために いろいろな方法の
提案を行います。計画や材料、工法の変更でどのように費用が
抑えられるかのアイデアを出し、どのように計画を進めるかを
選べるようにします。 こだわるところはごだわりながら、
思ったより費用がかかるところは取りやめたりで 内容を確認して
費用アップをする方もいれば、予算内までしっかり減額内容を選んで
進める方もいます。費用を明確にしながらクライアントに合わせて
納得いく住まいづくり をすることが大切だと思います。
実際に住宅で提案した減額案では、同じ間取りで 数百万円から時には
一千万円以上の減額案になることもありました。
計画の内容にもよりますが、幅広くいろいろなことが選べるという
ところが設計事務所で 住まい計画される方にも役立つのではと思います。