先日、ブログで記載していた賃貸物件の
プレゼンテーションをしてきました。
「共同住宅」でありながら共用部がない
「長屋」で提案をさせていただきました。
「長屋」という響きに良いイメージがなくて
敬遠される方もいますが、建築基準法上の
名称であり、最近では「現代版長屋」として
「テラスハウス」という風に呼ばれることも
最近では多くなってきました。呼び方ひとつで
おしゃれに感じるのも不思議ですが、実際に
完成している建物も名前に負けないデザインを
持っています。壁や天井と床のそれぞれが
接する部分のみを共同で使用するのは
「共同住宅」と一緒ですが敷地の有効活用や
防犯性、プライバシーの確保で効果があり、
また共用部がないことで消防設備なども大きく
減額することが可能となり、2方向避難が必要で
なくなる点も計画の上でメリットとなります。
各都道府県でそれぞれの異なる条例等が
存在する場合もあるため、注意して確認を行う
必要がありますが、新たな土地活用の方法の
ひとつとして考えてみる価値ありだと思います。