設計ブログvol.11 「設計ルール」

他の事務所ではあるのかわかりませんが、

当事務所では特別な理由がない限りは独自の

設計ルールの規制を設けてプランを行うように

しています。それは「使い勝手」「住みやすさ」

「安全性」「快適性」に関わる大きな要素となる

部分だと考えるからです。主なルールとしては

「内部の階段の蹴上(段差)は200㎜以下、踏面

(一段の奥行は227.5㎜以上)」「階段で1コマ

(芯々910㎜角)で2段、3段の分割をしない。

※2コマで5段の分割等登り降りしやすい

ものはOK」「内部の扉は収納部分以外、引戸」

「扉同士が開閉で干渉しないようにする。」

「便座の前のスペースは500㎜以上確保」と

いった感じです。他にも細々とこれまでの

経験から自分なりの決まりをつくっています。

建築基準法は最低限守るべきものなので、

法的にOKでも、生活がしやすくなければ

毎日が快適に感じられないため、ちょっとした

ことの積み重ねはとても重要な部分です。