他の事務所ではあるのかわかりませんが、
当事務所では特別な理由がない限りは独自の
設計ルールの規制を設けてプランを行うように
しています。それは「使い勝手」「住みやすさ」
「安全性」「快適性」に関わる大きな要素となる
部分だと考えるからです。主なルールとしては
「内部の階段の蹴上(段差)は200㎜以下、踏面
(一段の奥行は227.5㎜以上)」「階段で1コマ
(芯々910㎜角)で2段、3段の分割をしない。
※2コマで5段の分割等登り降りしやすい
ものはOK」「内部の扉は収納部分以外、引戸」
「扉同士が開閉で干渉しないようにする。」
「便座の前のスペースは500㎜以上確保」と
いった感じです。他にも細々とこれまでの
経験から自分なりの決まりをつくっています。
建築基準法は最低限守るべきものなので、
法的にOKでも、生活がしやすくなければ
毎日が快適に感じられないため、ちょっとした
ことの積み重ねはとても重要な部分です。