耐火建築物である基本的な部分、ガレージ付の3階建ての
構造部分、内装や家具の造作部分、家電やスマホ対応の
電気系の部分など、それぞれがかなりの高難易度なので、
細かな部分の検討を含めて、打合せで詰めていく作業に
入っていってます。既に仮の構造図を作成して、構造は
検討に入りました。ビルトインガレージがあるため、
どのように耐力壁をとるかが鍵となり、申請上の兼ね
合いなども含めて、ひとつずつ不確定事項を無くして
行く感じで進めています。検討をする上で必要となる
構造図ですが、当事務所では基本的な梁の架け方などは
すべてをまず自分自身で作成するようにしています。
最初から構造事務所に依頼する設計事務所もありますが、
私は先に意匠的な部分とエアコンなどの設備や高さの
問題などが無いかの確認をした図面を構造事務所さんに
渡すようにしています。そこには事前にその部分の梁が
入れられる最大の高さなども記載しているので、
構造設計者とのやり取りも2度手間部分がかなり減り
スムーズに進みます。またプレカットの打合せの時も
頭の中にポイントとなる箇所が入っているので、
間違いも見つけやすく、ミスも防止できて、格段に
効率と精度があげることができます。