現場では断熱工事と床下地工事が進んでいます。
ALCの外壁でこれまで断熱が無かったのですが、
施工性、機能性、断熱性能、費用対効果を含めた
コストのバランスを考慮して選択して、壁の下地と
外壁の間にできる隙間にはポリスチレンフォーム、
壁の下地にはグラスウールを設けました。
ちなみにグラスウールには遮音・吸音性能をあげる
効果がありますので、施工して残ったものは
バスルーム廻り等にも入れてもらうようにしています。
床は1階は事務所(主に昼間のときはご主人が使用)で
2・3階はご家族のみなので、上下階の音問題も
検討しましたがコスト面での差もあり、家族の生活音は
それほど気にならないとのことだったので、遮音性のある
乾式二重床は採用せずにプラ束としています。
もともと子供部屋や寝室には足触り等からタイルカーペットを
選択していることもあり、上下の音はかなり軽減が
できていると思います。この辺りはマンションの
リノベーションでは規約等で性能を求められるますが、
今回は住まい手さんの考え方とコスト関係をヒアリングしての
対応で進めさせてもらっています(^^ゞ