屋根の下地とルーフィング張りが完了し、
屋根の雨養生ができた本日、上棟式を執り行いました。
来週中頃に中間検査がありますので、これから構造金物と
耐力壁となる箇所への筋かい取付をしていきます。
耐力壁は筋かい以外にも構造用合板等の面材を使用する
場合もありますが、当事務所では基本的に筋かいのみで
構造の耐震を確保しています。なぜかはまたブログで
記載させていただきます。
前回の宝塚の家 現場進捗ブログで記載していた
秘密の塗料を塗装してきました。
秘密の塗料は断熱塗料と言われる断熱性能を持った塗料です。
今回、浴槽を土間に埋め込み床面とほぼフラットとするため、
基礎部分を低くしているのですが、床面からの冷えが気になったので
断熱塗料を塗ることにしました。また浴槽にはウレタン断熱材を吹付、
その他もスタイロフォーム等でも断熱をとってます。
現場は壁下地や家具工事、外壁工事も終盤にかかって、
もうすぐ仕上工事に入っていきます。
白いところが断熱塗料です。乾いたあとに触ってみましたら、違いがあったので
効果が期待できそうです。
帰り際に現場監督と屋根の上に登って、夜景もチェックしてみました。
外部は外壁の仕上材の施工がスタートし、内部は造り付けの
大工さんが製作する家具工事が進んでいます。
玄関の軒天(外部の天井)は急遽、ケイカル板への塗装から
杉板張りに変更となりましたが、工務店さんも快く対応してくれました。
宝塚の家の造付家具は小上がり階段を兼ねたテレビ台、キッチン収納、
トイレ収納、本棚、洗面台+洗面収納、その他棚板等々とたくさんあるので
あまり家具を購入しなくても大丈夫な住まいとなってます。
地震が起きても家具ごと倒れることもないので、安全性も高まります。
仕様にもよりますが意外と価格も抑えてつくることができます。
機能性や予算に応じて、IKEA等の既製の家具をはめ込んでつくることが
できるので、それぞれの住まいに合った統一感があるものができます。
デメリットは簡単に買い替えができないことですが、リフォームしたりで
対応も可能なので、新築の際は取り入れることをおすすめします。
オリジナルの製作家具は使い勝手もよく、愛着もわいて大事に使うことができます。
お風呂の工事は次回、秘密の塗料をします。今日はその下処理をしてきました。
秘密の塗装の話は次回の宝塚の家の現場ブログで解説させていただきます☆
中2階までの階段と一体になった棚が完成しました。
養生で見えなくなってますが、タモ集成材と足場板で作っています。
スキップフロアの空間はなんだかとても楽しい感じがします。
他の家具や棚にも足場板を使用していてとても味のある
いい感じに出来上がっています。
木工事は木製建具の枠もほぼ取付が終わり、
これから大工さんがつくる造付の家具工事に入っていきます。
設備工事では今日、浴室の排水ピットの仮設置作業をしてました。
宝塚の家はユニットバスではなく在来浴室なので、ひとつずつ
職人さんが器具を設置していきます。年明けには床に埋込む
浴槽も現場に搬入されて、ワクワクする素材が次々に現場に
納まっていきます。