2回目の地盤改良工事も終わり、本日配筋検査がありました。
10月から始まった基礎工事もあともうひと踏ん張りで完成です。
上から見ると一般的な木造住宅の基礎工事と同じように見えますが
違う方向から見るとこんな感じです。
宝塚の家の現場チェック&現場打合せに行ってきました。
現場はフローリングがほぼ完了して、ビシッと養生されていました。
大工さんが3人入っているので、進行も早く一部は壁の下地張りに入っています。
床材は1階がチーク、2階がオークの床を張っているのですが、
同じメーカのもので名前が似ており、間違えるといけないので
図面の仕上表では表の色分けをしてわかりやすくしています。
ちなみに展開図も色付けして製本時にはカラーで印刷してもらっているので
見やすくなり、現場でも効率UPと好評いただいてます(^^ゞ
写真は中2階にあるスタディコーナーの床上げ部分&そこから吹抜を
介してのLDKを見たところです。
↑床からでているのは、フローリング間に名刺1枚分の隙間をあけるための紙です。
これは乾燥した無垢の床材が梅雨時期等に湿気を含んで膨らみ、跳ねあがるのを防止
するためにする処置です。※メーカーの施工要領の注意書きにも記載されています。
先日、某フローリングメーカーさんから聞いたのですが、某工務店さんでこれをせずに
施工したため、床が跳ね上がった話を聞きました。その工務店さんでは名刺1枚挟むなんて
手間でやってられないと言ってたらしいです。
・・・無垢材を使っている人間としてはありえない発言です。
今日は宝塚の家の中間検査。無事に指摘事項なしで検査に合格しました。
今週は北野田の家と上野芝の家の基礎配筋検査もあり、検査週間になってます(^^;)
中間検査後、工務店さんと現場にて打合せをし、細かな変更箇所を確認。
ひとつひとつの素材にこだわり計画していますが、最終決定していく項目もはあと少しです。
宝塚の家では「建物を敷地にまっすくではなく、斜めにしているのはなぜですか?」と
質問を受けることが多いので、ブログに記載させていただきます。大きな理由は3つあり、
①隣地境界より1m壁面後退させなければならない規定がある敷地で
1mの通路みたいなスペースを残すではなく、三角形で残すことと壁面後退の
緩和措置を利用することで使えるスペースを確保できる。
②隣地建物とまっすぐ視線が合わないのでプライバシーを守るために有利。
③斜めにすることで窓からの景色が建物の間に抜けたり、見える距離が長くなるので
空間が広く感じ、開放感がです。
といった内容になります。
↑現場は電気の配線工事が進んでいました。