設計ブログvol.18「設計事務所の仕事」

「設計事務所の仕事」の中でわかりやすいものは設計のデザインや

プランがあり、次に設計監理(工事チェック)といった感じでしょうか。

そして、以前設計ブログでも書いた予算調整などが見えにくいところで

あります。メリットは上記の中でもいろいろあり、もちろんデメリットも

様々あると思いますが、「設計事務所の仕事」のひとつでメリットとして

感じにくいものがあります。それが「計画から完成するまで変わらない」と

いうことです。工務店さんやハウスメーカーさんは、営業、設計、工事、

メンテナンスと担当者が変わり、その都度に引継ぎができておらず、

通じていない内容があることが多く、そういったところでトラブルに

なるといったケースもよく聞きます。設計事務所では基本的には

担当者は変わらず1つのプロジェクトを最初から最後まで担当します。

責任が大きく、クライアントと過ごす時間も長く持てて、しっかり

意志疎通をしながら進めるため、問題発生も必然と少なくなります。

普通に進めば気づきにくいところですが、一番長くクライアントの

傍にいる味方のように感じていただければと思います(^^ゞ

余談となりますが、設計事務所は「最初から最後まで関りを持つ人」

ですが、現場監督は「唯一ほぼすべての人と関りを持つ人」です。

クライアント、会社(工務店)、職人さん、設計者、近隣の方など

たくさんの人と関わるといったことが、意外と気付かない

「現場監督の仕事」です。

 

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