日置荘の家 システムバスと階段。

現場監理の日にちょうどシステムバスが組立作業をしていました。

1日で終わることがほとんどなので作業自体を見る機会は

あまりなく新鮮な感じがしました。現場は間仕切り壁の下地ができ、

階段がつくられて、フローリングを張る作業が進められていました。

階段での話ですが、当事務所の設計では建築基準法とは別にいくつかの

設計のルールを設けてあります。そのひとつに階段は半畳サイズで

2段廻りや3段廻りをつくらないようにしています。

理由は上り下りがしにくいと感じるからです。階段は日常生活をする

家の中において一番大けがをする可能性の高い場所になります。

そのため上り下りしにくいとその危険性も増えるため、NGとしています。

廻り階段は基本的にNGとしていますが、スペースを有効活用すべきと

感じたときは人間工学的に自然に動きやすい1畳サイズでの5段廻りと

それと同等の工夫した階段、クライアントの希望があった場合の

螺旋階段のみOKとしています。今回の日置荘の家では5段廻りの

階段を採用しました。建具などでもルールをつくっていますので、

また機会があればブログで紹介させていただきます(^^ゞ

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