設計ブログvol.19「住宅ローン」

マイホームを計画するときに多くの方が「住宅ローン」を

活用されるのですが、こういうところも覚えておく方が良いと

思うことを4点書きたいと思います。ひとつ目は建物の

計画がなく土地の購入の利用だけでは、基本的に「住宅ローン」は

使用することできません。なので、ほとんどの場合、金融機関からは

計画プランや工事見積書の提出が必須項目となっています。

ふたつ目は金融機関によって、利率が違うのはもちろんですが、

それぞれで金利優遇も存在するため、店舗や場合によっては

担当者によっても金利が変わってくることがあります。

また、同じように金融機関、店舗、担当者によって、ローンが通る、

通らないが出てくる場合もあります。みっつ目は金融機関の商品で

あるため、それぞれの「住宅ローン」は内容に大きな違いがあります。

保証料はもちろん、繰り上げ返済時の手数料や細かな部分での違いが

ありますので、自分自身にあった必要なローンを見極めることが重要です。

金利だけを見て決めると、実際の返済総額は金利が高い方が少なるなる

ケースもあるため、損をしてしまうかもしれません。

よっつ目は金利が下がったり、国や市町村から補助金があるものや

フラット35などはそこが求める仕様となっていれば、良いのですが

基本的には性能をあげれば、あげるほど工事費用は増加します。

自分自身に必要なものかどうかはしっかりと専門家に相談して、

メリットとデメリットを知った上で選択することをおすすめします。

どの部分もなかなか自分では調べられなかったり、時間がとれなかったりで

わからない場合は、設計事務所に聞いてみると道が見えてくることも

多いと思います。「住宅ローン」に必要なプランを進めながら、

そのあたりも相談しながら、考えるのもひとつの方法として

頭の片隅にでも置いておいてください(*^_^*)

設計ブログも今日でちょうど1年となりました。20日に1度のペースで

掲載をしてきましたが、これからは不定期での投稿となります。

また、お伝えしたいことがでてきたら、ブログ記事を増やしていきたいと

思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

設計ブログでは、当事務所の設計に考え方と

これから住宅の計画をされる方のために

建築業界でも数少ない設計と施工の両方を

経験した一級建築士による役立つ情報を

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