宝塚の家2 気密検査①

今回はクライアントの希望もあり、第三者の会社を入れての

検査も行っています。同時にセルロースファイバーの断熱施工後に

手直しがしにくい外部に面する壁と天井の照明やコンセントの

位置等のチェックも行いました。クライアントからは「第三者を入れ

なくても安心できるレベルでしたね。」とありがたい言葉もいただいて、

工事はきっちりと進んでます。ガデリウス製の換気設備の設置や

FRP防水も完了し、屋根材は表面に自然石粒が接着されたジンカリウム

鋼板のディーズルーフィング製エコグラーニが張られていってます。

 

 

 

岸和田の家 大工さんとの会話。

外壁サイディングが張りあがり、あとはコーキングと思ったら、

一ヵ所なぜか白のところに木目調が張ってあったので、手直しを

指示しておきました。間違えることないと思っていてもチェックは

やっぱり大事です。現場では大工さんと「階段って早めにつける

大工さんと最後までつけない大工さんに分かれますね。今回は

最後派ですね。」「現場にもよるけど長い材料を2階にあげやすいから、

最後にしてるなぁ」「なるほどね。どっちが正解かはないけど、

その方が傷もつきにくいね。逆に先につけると移動がしやすいから、

安全面と作業が楽になる部分があるし、大工さんの性格で変わりますね。」

「そうやね~。」といった感じでお話もしてます。職人さんとの

会話では新たな発見もあるので楽しく、勉強にもなります。

 

 

 

 

 

王寺町の家 断熱工事と天井埋込エアコン。

2階に断熱材が入って、現場内はかなり寒さを

凌げるようになりました。事務所ではこの白色の

断熱材を基本にして提案することが多いのですが、

そこから性能アップのものにするか、減額できる

ものを選んでいただくかを相談しながら決めて

いきます。この断熱材は性能面、費用対効果の

バランスが良く、グラスウール特有の施工時に

チクチクするのもかなり軽減されています。

このままでも次世代省エネ対応のなかなかの

性能で防湿シート付で撥水加工もあり、

内部結露にも安心できます。最終的に壁の

中に入り、見えなくなりますがよくある化学

材料的な色ではなく、白色で清潔感があるのも

好印象だと思います。天井には埋込タイプの

業務用エアコンが入っています。定価は高価

ですが、機器自体の価格は同じ性能の壁掛と

さほど変わらないです。もちろん掃除機能付も

選べてリモコンも壁についてるので、かなり

室内空間がスッキリします。配管工事費が

少しアップしますが耐久性もよいので、

個人的にはおすすめです。採用するにあたっての

注意点は埋込に必要な寸法を確保できるように

することと配管経路の計画を事前にしっかり

考えてすることです。

 

泉大津の家 1年点検。

住まい手さんのご都合に合わせてお引渡しから

1年1ヵ月での点検です。建具の調整がありましたが、

大きな不具合はなく、元気に過ごされていました。

水まわりの塗装のメンテナンスについてもアドバイス

させていただき、次回はまた1年後の点検予定です。

 

 

宝塚の家2 中間検査。

現場は大工さん3人で順調に進んでいます。構造金物の取付が

完了したので中間検査を受け、無事に指摘無しで合格しました。

検査後いつもの金物全数チェックと耐力壁のチェック、

細かな部分も気になるところはすぐに現場で修整してもらい、

その日の内に是正も確認できました。今回サッシはすべて樹脂製で

一部にトリプルガラスを採用しています。高価な素材やデザインに

費用をかけることも、機能面や住宅性能に費用をかけることも両方

大事なので、クライアントの考え方を尊重してバランスを取りながら

検討することで納得いく住まいづくりになっていくのだと思います。

玄関ドアの写真、実は玄関ではなく土間収納にある勝手口で、

性能面を担保しつつ目立ちにくい外壁に近い色のものをチョイス。

内部の垂木部分が屋根の通気層になるため、その下に断熱材の

セルロースファイバーを受けるためのシートが張られており、

断熱工事をするまでに電気配線の工事などが一気に進んで行きます。

 

 

 

 

↑勾配天井にはみ出ないよう、天井の火打ち材も

コンパクトなものを探して、金物指定してます。

このあたりは経験と事前のチェック、あきらめずに

探すということがものをいうところです(^^ゞ

 

岸和田の家 外壁工事と断熱材。

断熱材が入り、天井下地のせっこうボード張りの作業に入ってます。

外壁は今回、塗り壁風のサイディングと板張り調のサイディングの

採用となってます。こだわるところはこだわり、減額できるところは

減額、でもその中で可能な限り良い感じにしていくというのが大事な

ところです。「なんでもいい」も金額が変わらないなら妥協せずに

素材を選び、デザインすることでかなり印象が変わってきます。

現場チェックでは、見えなくなる部分も棚やハンガーパイプ、

器具取付用の下地がしっかり入っているかも確認していきます。

 

 

 

 

 

王寺町の家 アルミサッシと電気配線。

一部の大きなガラスがまだ入っていませんが、アルミサッシの

取付がほぼ完了しました。屋根のガルバリウム鋼板(縦平葺き)も

できあがり、板張りする軒裏にはその下地が張られて屋根形状が

良くわかるようになってます。この日は電気の配線工事も入っていて

職人さんがたくさんいたので、現場は賑やかに良い雰囲気の中、

作業が進められていました。

 

 

 

 

 

十日戎。

今年も自宅から歩いて15分弱の堺戎神社に

参拝してきました。午前中の雨で混雑も

少し緩和されていて、いつもよりスムーズに

進んだので子供連れの私たちは助かりました。

これまではずっと熊手のでしたが、今年は

飾り棚に置きやすい藁の舟にしてみました。

高さがスッキリして安定性もアップです(^-^)

今年も商売繁盛できるようにクライアントに

喜んでもらえる仕事を続けたいと思います。

 

宝塚の家2 上棟式。

昨年末に棟上げが完了し、年明けに

上棟式を執り行いました。

今回、高気密高断熱の計画で低炭素

住宅の認定も取得していて、実際には

基準よりかなり余裕のある高い性能での

計画となっています。天窓が設置され、

外壁には当事務所では採用数が少ない

構造用の面材モイスの施工がされて

いってます。外壁と屋根の防水工事が

これからなのでほぼブルーシートで

覆われていますが、この状態でも内部の

明るさがしっかり確保されていることが

わかりました。

 

 

 

設計ブログvol.1 「坪単価」

住まいの計画を考え始める頃、たくさんの方が

まずどのくらい予算が必要なのかと考えると思います。

ここで良く聞くのが「坪単価」で目安となる広さが

3LDKで30坪というところが多いです。

私もプレゼン提案時はクライアントの希望内容と

これまでの実績から概算金額として「坪単価」を

使用しますが、この「坪単価」ハウスメーカー、

工務店のそれぞれの会社でバラバラの考え方と

なっています。ある会社では安く見せるために

設備機器が含まれていなかったり、最低価格帯の

ものとなっていたり、別途項目が多かったり

していることもあります。仮に延床面積30坪の

住まいでキッチンが60万円だった場合、含まれ

ているかいないかで坪単価は2万円変わってきます。

キッチン以外の設備や安い材料を選ぶとその金額は

かなり変わってきてしまうということになります。

また外構工事などが含まれていないことで

総予算が把握しにくいこともあるので、安易に

「坪単価」で依頼先を選んでしまうと後々に

聞いていた金額と違ういうことで紛争に発展する

可能性もあるため、注意が必要です。

「坪単価」では何が含まれていて、どのくらいの

材料等で想定したものか、外構工事はどの程度

みる必要があるか、別途費用はなにが必要に

なるか等の確認をすることが大切になります。

当事務所でよくお話させていただくのは

使用する材料によって、同じ間取りの計画でも

坪単価は大きく変わるので、基準となるところで

想定し、予算オーバーする場合はそこから

減額検討をすることで予算内に近づけたり、

予算以下にすることも考えていく方法です。

30坪で「坪単価」50万円と80万円の違いは

1500万円と2400万円で900万円もの差となり、

消費税を含めると1000万円近い差です。

同じ間取りでもその差が生まれることも

考えられるということなので、予算オーバー

した場合もじっくり検討すれば、納得した

費用での住まいづくりが可能だと思います。

 

設計ブログでは、当事務所の設計に考え方と

これから住宅の計画をされる方のために

建築業界でも数少ない設計と施工の両方を

経験した一級建築士による役立つ情報を

定期的に掲載しております。

※約20日間隔で7のつく日に更新します。

右側のカテゴリー最上段「01設計ブログ」

のタグをクリックしていただければ、

設計ブログのみを表示することができます。

是非住まいづくりにご活用ください。

 

BTOパソコン。

秋ごろからパソコンの調子が悪かったのと

そろそろ買替を検討したいと思っていたのもあり、

思い切って新調しちゃいました(^^ゞ

ここ数年で増えてきているBTO(Build To Order)

パソコンをネットでいろいろ探して、性能と予算の

バランスを考えてひとつずつ部品をチョイスして

希望のものを購入できました。後からパソコンの

調子が悪かったのはWindows10の更新の影響による

不具合というのがわかり、実は新しいパソコンでも

いろいろと正常化するのに手間がかかりました(^^;

元のパソコンは時期を見て初期化し、将来的には

息子たちに操作の勉強に使いたいと思います。

一時的にデュアルモニターの配置になって、

なんだかディトレーダーやプログラマーみたいな

気分になることもできました(^^ゞ

 

宝塚の家2 擁壁補強工事。

クライアントの希望から建物の荷重はかからないですが、

古くからある擁壁のため、より安心できるように今回は

調査から始まり、年末から補強工事へと進みました。

水抜き穴を増やし、その部分を利用した特殊な杭を

設置する工法となっています。

私も初めてでなかなか見ることもできない作業なので、

どのような感じでできるのか、しっかりチェックしつつ、

学びたいと思います。

 

 

方違神社。

1月に自宅と事務所の引越しをします。

転居先のリノベーションをするため、

一旦妻の実家にお世話になり、

春から暮らし始める予定です。

転居先は現在の自宅・事務所から

徒歩圏内になります。詳しくはまた

ホームページでご報告いたします。

堺にある方違神社さんにもご祈祷を

してもらいに行ってきました(^-^)

風水・家相が気になる方も気に

ならない方にもおすすめの神社さんです。

 

NINTENDO SWITCH。

昨年はクリスマスにサンタさんから長男と

次男へNINTENDO SWITDHが届いたので、

家族みんなでマリオカートをして年末を

過ごしました。子供のころはよくテレビ

ゲームをしていたので、まだまだ子供らに

負けてられないですが、すぐに抜かれちゃい

そうな気もします(^^;ゞ