自宅兼アトリエ&ショールームとなる堺区のマンションRe2の
工事が始まりました。来週、解体屋さんにもお手伝いして
もらうのですが、できるところは自分でも仕事の合間に
作業を行ってます。現場監督時代は解体作業を手伝って
構造的なことを学んだ記憶が蘇りました。昔に経験したことは
今でも役立つことが多く、DIY作業でもクライアントと
一緒に楽しみながらできるのは、そういう経験からだと思います。
1階リビングダイニングと玄関廻りのフローリングはウォールナットが
張られています。床下エアコン設置のため、所々に設置するルーバーは
既製品を使わずに床材を加工して作成し、スッキリとした納まりに
仕上がるのが今から楽しみです。スキップフロアの間となる壁は
それぞれのフロアで使いやすい高さの収納や飾り棚となっていて
空間を有効に使えるようにしています。この日はシステムバスの
組立があり、浴室はほぼ完成となりました。先週に海外から船便を
経由して搬入されたオスモ&エーデル製の窓、ヘーベシーベの取付後に
中間時の機密測定もC値1.0以下の0.9を切り、完成までには更に
数値も良くなりそうでホッと一安心です。
造り付けの家具や収納、飾り棚ができ始めています。
わずか2畳の書斎ですが、机と本棚をうまく配置することで
籠って心地良いスペースにできました(^^ゞ
階段も限られた距離で天井埋込エアコン設置でいつもより
少し高くなった階高を無駄なく楽で安全にあがれるものと
なっています。踏み面が大きく、蹴上(1段の高さ)が
低くて勾配が緩いのも大事ですが、コーナーを無理なく
自然に廻れて、踊り場があることも良い階段の要素だと
思います。階段は住まいの中では怪我をする可能性が
高い場所の上位に入ってくるので、できるだけ事故を
少なくできるように私自身、建築基準法の規制とは別に
個人的な設計上のいくつかルールも設けております(^_^)
新事務所の電話とFAXが復旧しました。
電話番号は072-267-4961のままとなります。
FAXも072-267-4962ですが、通信機器を
変更する関係でしばらく後に電話と同じ4961の
番号に変更となり、4962は停止する予定です。
よろしくお願いいたします。
ここ数日間で事務所の引越し準備とマンションの
決済と自宅の引越し準備でかなりバタバタしてました。
ひとまず荷物の引越しは完了し、これからいろいろな
手続きとリノベーションの準備などがありますが、
ひと段落はできました。まだまだしばらくは休憩なしで
行かないとダメですが、がんばって行きたいと思います。
ホームページの更新がもう少し後になりそうなので、
事務所の新住所を記載しておきます。
祐建築設計事務所 新住所:堺市堺区市之町西2-1-9-1207
になります。今後ともよろしくお願いいたします。
リノベーションの完成は3月末~4月上旬の予定です。
オープンイベントも計画したいと思っておりますので、
楽しみにお待ちください(*^_^*)
初めての材料や工法をたくさん採用していて、
工事中がいつもとまた違った雰囲気の現場と
なっています。断熱材のセルロースファイバーの
吹込みが完了し、タイベックスマートという
季節により透湿と防湿が可変する特殊な気密
シート張りが始まりました。外側は透湿防水
シートに排水機能がプラスされたタイベックの
ドレインラップの上に+αの断熱と外壁の下地を
兼用するボードのエコサームも張られていってます。
エコサームの上にはテラコートという弾性性能が
高くひび割れが起きにくい塗り壁仕上となります。
なかなか聞きなれない材料の名前が並ぶのもあり、
いろんな方から興味を持ってもらえる住まいです(^^ゞ
擁壁補強も完了して、排水機能を備えた大きなビスで
しっかり固定された感じになりました。
スキップフロアの境にある和室等の収納部分は複雑に
組み合わさっていて、大工さん泣かせ?の加工が
形となって少し見えてきました。
事務所移転のため、現在電話とFAXが繋がっておりません。
御用の方はお手数をおかけして申し訳ありませんが、
下記携帯電話若しくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
※2月3日 電話、FAX復旧しました。これまでのFAX番号は
廃止して、電話番号と同じになる予定です。電話番号は
072-280-4530が無くなり、072-267-4961で統一となります。
祐建築設計事務所 岡崎携帯 090-4305-9231
階段の製作に入り、大工工事も後半戦に突入です。
和室はLDKと一緒に使えるようにコーナー部分に
壁や柱ができないように設計にしています。
ワイドに各部屋に繋がり、視覚的効果で広さを
より感じることができます。小上がりは和室の
天井高を抑えて落ち着いた空間にするとともに
LDKと天井がフラットになることで一体感が
アップします。また床座から段差を利用することで
楽に立ち上がることもでき、ちょっと家事の途中で
腰かけて休憩したり、たくさん来客があった時の
椅子の替わりにもできます。小さな段差はバリア
フリーとなりませんが、和室の小上がりは躓くことが
ないわかりやすいもので生活を楽しく便利にするもの
なので、逆の発想のバリアフリーの一つだと思います。
吊り押入は十分な収納量を確保しながら、床座の和室の
視線を伸ばして、ここでも広さを大きく感じられます。
押入下の床の間は限られた空間をより有効に使うことができ、
テレビを置いたり、お節句の人形を飾る場所にもなります。
予算を考えると同時に頭に浮かぶのは「どんな
間取りの家にしようかな?」で、その後に
「どんなの間取りが良いのかわからない」と
なる方も多いです。間取りを考えるにはたくさんの
要素が入り、それを整理して検討する必要があるため、
専門家である私たちも知識と経験を用いて、
そこに時間を掛けて考ます。間取りを考えるは
建築に携わってない方にはかなり難易度が高いのです。
なので個人的におすすめは「こんなキッチンが
好き」や「こんな素材が好き」、「LDKは一体に
したい」、「リビングin階段がいい」「こんな
性能が欲しい」と言った感じで箇条書きにして、
まずは書き出してみることです。また好みの部分
以外で「断熱は何がいいかわからない」「収納が
どうすればよいかわからない」などの疑問やあれば、
一緒に箇条書きしてみるといいと思います。
そこから、相性の合う設計者を探しが始まり、
提案から形になった間取りを見ることができます。
形が見えるとそこからひとつひとつを好きか嫌いか
気になるかならないかの判断がしやすくなります。
好きなところと気にならないところは残して、
嫌いなところや気になるところを改善した間取りに
修正していくことで理想の間取りの完成に近づきます。
提案プランはそのまましなくてはならないと思う方も
いるのですが、そんなことはないので安心して
変更したいところは伝えていきましょう(^_^)
設計ブログでは、当事務所の設計に考え方と
これから住宅の計画をされる方のために
建築業界でも数少ない設計と施工の両方を
経験した一級建築士による役立つ情報を
定期的に掲載しております。
※約20日間隔で7のつく日に更新します。
右側のカテゴリー最上段「01設計ブログ」
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是非住まいづくりにご活用ください。
改正宅地建物取引業法により今年4月から既存住宅の
売買時に「既存住宅状況調査」に関する説明が義務
付けられることや戸建てやマンションのリノベーションが
増加傾向なこともあり、丸1日をかけ既存住宅状況調査
技術者講習を受講してきました。新しい知識も増え、
調査する側の経験をすることでクライアントにより良い
提案ができ、更に安心感も持ってもらえると思います。
当事務所でも新しいチャレンジをしたいと考えていて、
これから始まる新事務所のリノベーションをvol.0とし、
春頃から開始予定のマンションリノベーション事業の
企画も進行中です。私の現場監督の経験も活かせ、
費用面でもよりコストダウンが進められるリノベを
ご提案できると思いますので、リノベをしたい方は
お問い合わせフォーム若しくは電話にて気軽に
ご連絡ください。