限られた空間を無駄なく使うための方法として
造作家具も有効です。広く感じる工夫をしながら
しっかりと収納部分をとって、かつその使い勝手も
考慮することが住みやすさに繋がっていくと思います。
より効果的にするためには使い方や設置するものを
考えておくのもとても重要になってくるので、
収納するもののサイズ確認は事前にしておくのが
おすすめです(^_^)
間取りの修正点を確認し、この日は建具の打合せをしました。
建具の打合せでは内部の各部屋の木製建具や造作家具の引戸や扉と
外部に面するサッシ関係の有無や仕様などの確認をします。
建築の開口部の形状や取り方がどうなるかによって、内部空間の
雰囲気や完成度も大きく変わってきます。個人的にもかなり重要視して
計画していく部分になります(^^ゞ 次回は設備関係の打合せを
する予定で事前に完成できている図面もあったので、資料としてお渡しし、
予習を少ししてもらえるようにできました。
LIXILのショールームは見学されていたので、
今回はクリナップとTOTOのショールームなどを
一緒にまわらせていただきました。上記2社では
アドバイザーさんにしっかり案内してもらい、
その他はショールーム内をサラッとまわって、
私が特徴等を説明させていただきました。
アドバイザーさんの詳しい案内では新たな機能等も
確認できることもできるので、それぞれのメーカーの
強み等も知ることができます。
各メーカー自社の良いところの説明は細かなところも
してもらえますが、他社との違いや比較で弱くなる
部分は難しいので、その辺りの説明は私が補足して
対応させていただいてます(^^ゞ
設計監理契約を行い、まずは修正したプランの確認と
そこからの変更希望箇所のヒアリングを行いました。
プランの変更により、置きたい家具のイメージが
でてきたり、逆に設置しにくくなるものが出たりで
問題ないかなどのお話もしました。その後、サンプルや
カタログを見ながら仕上材の打合せ。ひとつひとつを
確認しながらで打合せも長時間になったため、この日は
途中で終えて、続きは次回以降に持ち越しとしました。
次回はショールーム見学の予定です。
2月中旬に面談させていただき、土地探しからの
お手伝いの計画で、いくつかの物件を一緒にまわらせていただいて
決定された土地の売買契約に先日、立会いをしてきました。
土地契約の前にはプランのプレゼンテーションも行い、
変更検討していく箇所はいくつかありますが、当事務所での
設計契約の決定もいただくことができました(^^ゞ
公園に面した敷地なのでプライバシーを守りつつ、
景観を活かした心地よい住まいにできるようにセカンドプランの
検討をがんばりたいと思います(*^_^*)
木造で延べ床面積が50㎡未満の江坂の家は指定確認検査機関等の
中間検査が必要ない建物になりますが、しっかり現場監督と大工さん、
設計者でチェックします。構造金物は当然、全数チェックして
耐力壁の釘の種類やピッチ、打ち込み方まで見ます。
おそらく役所等の検査員さんより私の方がかなり厳しく
見ているのではと思います(^^ゞ 工事の進め方によっては施工が
後になってしまう部分もありますが図面にチェック事項として
記載しておき、完了を確実に現場で確認するようにしてます。
現場は防水下地までできていました。屋上のルーフテラスとなる
部分に屋根はないのですが、今は雨養生で塞がれています。
ここが開けば上から吹抜を通して、光が1階まで降り注いで
くるようになります。
基礎工事が着工し、配筋検査を実施しました。
この日は先に構造材のプレカット会社での打合せがあったので、
その後に現場に行って、配筋のチェックというスケジュールでした。
現場確認した結果、一部間違っていた箇所や気になる部分が
あったので、手直しの指示をして後日、学校の講義を終えてから、
手直し箇所が是正されたかの確認。キレイにできていたので、
次のコンクリート打設の工程に進んでOKとしました。
ベテランの職人さんが入っていても、時に間違えることや勘違いを
することもあります。また図面からは読み取れなかったり、
設計と現場の双方で別の解釈をしてしまうことが発生する可能性
などもゼロではないので、現場で見て確認することはやっぱり
大切だなと思います。監理することは設計と同じく重要な業務であり、
その部分を現場監督経験の目も持ってできることはとても役立つし、
それを設計者の目でも見れることは、自分にとってとても
良かったなといつも感じます(^^ゞ