岸和田の家 塗装とクロスパテとデッキ下地

造作家具の塗装、クロスパテと内装仕上工事が

始まりました。ウッドテラスの下地も出来上がり、

あとはDIY塗装されたデッキ材が張られれば、

雰囲気もよりグッと良くなっていきます。

浴槽も形が見えてきました。難易度が高い

石張り仕上ですが、その分完成が楽しみな

ところでもあります。

 

 

 

堺区のマンションRe2 大工工事。

自宅兼事務所の大工工事が始まりました。

既存のフローリングの上に防音効果と断熱効果を

より高めるために今回は大建工業の床コンビボードを

採用しました。既存の合板フローリングは冷たいので、

仕上に無垢のフローリングを張りますが、この下張り

一枚は費用対効果も大きいのではと思ってます(^^ゞ

 

設計ブログvol.4 「ローコスト」

ここ数年で良く耳にする言葉となった「ローコスト住宅」

私はいろんな意味で使われているように感じています。

ただ単に価格が安い住宅を指すこともあり、それを求める

のであれば低価格の既製品を使用して、飾り棚や後から

家具等で対応できる部分を削りに削って間仕切りや扉を

少なくして、最低限の内容で作るという方法になると思います。

感覚的には土地以外をすべて含めて2000万円未満になる

住宅といったあたりがローコストの平均的なイメージに

なるのかなと思ってます。ただ個人的には「こだわるところは

こだわりたいのだけど、なるべく安く建てたいです。」

という希望の方が多いのではないでしょうか。

言葉で「ローコスト」を使用してしまうといろんな希望をしたり、

こだわる部分と相反してしまうので、設計者や施工者側から見ると

「ローコスト」であれば厳しいと見られてしまうことがあり、

実は注意が必要です。うまく依頼先と相談し、安くできる方法を

模索して、費用と希望のバランスを取りながら適正価格で納得いく

進め方ができるかが重要なので、「ローコスト」にしていける

ノウハウがあるかが重要なのです。そのノウハウとなるのは

「減額案やVE案」を提案できるかというところになり、

ここが苦手という事務所も実際は少なくありません。

「減額案やVE案」はデザインや間取りを作ることとはまた別の

設計者にとっての腕の見せどころなのですが、大事な部分で

あるにもかかわらず地味なところなので、結構裏に隠れて

しまっています。なかなか見えない部分なので設計事務所を

選ぶ際にそこで判断することは難しいですが、単に予算が

ないからできませんではなく、説明を受けてするかしないかの

判断ができることや予算内にしようと思ったら、どうすれば

可能なのかの引き出しをたくさん持っていると感じられる人

なのかがポイントになると思います。今後また「減額案」や

「良い設計事務所を選ぶポイント」についても設計ブログで

書いていきたいと考えています。

 

設計ブログでは、当事務所の設計に考え方と

これから住宅の計画をされる方のために

建築業界でも数少ない設計と施工の両方を

経験した一級建築士による役立つ情報を

定期的に掲載しております。

※約20日間隔で7のつく日に更新します。

右側のカテゴリー最上段「01設計ブログ」

のタグをクリックしていただければ、

設計ブログのみを表示することができます。

是非住まいづくりにご活用ください。

 

王寺町の家 内装仕上工事と外構工事。

内装仕上工事と外構工事が始まりました。

いろいろなサンプルを現場に貼りながら

悩んで決めたアクセントクロスもいい感じです。

洗面脱衣室の床は本物の籐のタイルでやっぱり

足触りも一味違います。DIY塗装もそこそこ

量がありましたが、今回選んだ塗料が塗りやすい

キシラデコールだったこともあり、夕方前には

外部の材料すべて塗り終えることができました。

トップページの新着情報に完成見学会のお知らせも

掲載しましたので、ぜひこの機会に実際の雰囲気や

素材の感じを見に来てください(*^_^*)

 

 

 

 

 

3/17・18 王寺町の家 完成見学会のお知らせ。

【王寺町の家―diagonal house2―】

新しく造成された住宅地に建つLDK+畳コーナーが

一体となった住宅。リビングとの段差、外空間とフラット

繋がるウッドテラスによって、視覚効果でより広がりを

感じられるようになっています。敷地と平行ではなく、

あえて角度をつけた建物配置は2台の駐車スペースや

ウッドデッキ、家庭菜園、サービステラスのスペースを

確保しつつ、プライバシーを守る面でも効果を発揮しています。

十分なスペースと1階部分でコンパクトにまとめられた

家事動線はこれから住まい計画をされる方にとっても

参考にしていただけると思います。

 

この度クライアントのご厚意で完成見学会の開催をさせて

いただくこととなりました。見学希望の方は当事務所

ホームページのお問い合わせフォームもしくは

お電話にてご連絡ください。

※完全予約制となりますが、当日の連絡でも可能です。

ブログでも実際の工事状況を掲載しておりますが、

是非この機会にお越しいただき、楽しい空間を体感してください。

■完成見学会の日程

日時:2018. 3.17(土)~ 3.18(日) 10:00~17:00

場所:奈良県北葛城郡王寺町本町

用途:専用住宅

構造規模:木造2階建て 延床面積:約31.7坪

設計監理:祐建築設計事務所

工事施工:株式会社じょぶ

 

宝塚の家2 

石膏ボードの壁、天井下地が進み、造り付けの棚等が

たくさん出来上がってます。収納部分がたくさんあり、

勾配天井で解放感も抜群の内部空間が写真でもわかる

ようになってきました。日程が合わず今回はお手伝いが

できなかったのですが、工務店さんにレクチャーしてもらい、

クライアントのDIY塗装も順調にスタートしました。

 

 

 

 

 

 

堺区のマンションRe2 電気配線とガス配管。

現場にはプレハブ事務所ならぬテント事務所を設営し、

仕事をしながら現場もチェックできる環境が整いました(^^ゞ

解体工事が完了し、大工さんが入る前に先行できる

配線と配管工事の施工を行いました。材料も少しずつ

現場に搬入し、来週からいよいよ大工工事も始まります。

 

岸和田の家 外観と浴槽。

木製建具の玄関ドアが付きました。既製品以外の場合で

枠を見えなくする納まりも事務所の標準仕様となってきました。

製作キッチンはサイドパネルとカウンターが一体となって

収納スペースの有効活用にもなり、存在感も抜群です。

足場が取れて、外観もお目見えしました。浴室は下地で形が

作られており、この後床と浴槽は十和田石が貼られます。

デッキのDIY塗装も始まり、内部の大工工事が完了したので、

一時的に大工さんがいなくなり、内装工事が始まります。

掘りごたつ式のカフェカウンターは外を眺めながら、

ゆっくりとお茶ができる空間ができていて、もうお店カフェに

行かなくても良いなぁといった感じです(^^ゞ

 

 

 

王寺町の家 階段と外観。

足場が外れて外観がわかりやすくなりました。

最終的には白と濃紺のツートンの外壁に玄関引戸が木製で

入ってアクセントになります。今回で敷地に対して斜めの

配置も4つ目となり、いろいろな効果が実際に経験も踏まえて

感じられることが証明できております(^_^ゞ

効果の主なところでは敷地が有効活用できる、光をよりたくさん

採り入れることができて室内が明るくなる、視覚的に広く感じる、

隣家との視線が交わりにくくなるなどです。工事も終盤になり、

階段が完成して、いよいよ内装の仕上工事が始まっていきます。

階段の上下には空間を最大限利用して収納スペースとして

活用しています。

 

 

 

 

建築家さがしの杜 イベント開催します。

私が所属しているグループ「建築家さがしの杜」のイベントを

3月19日~25日で開催いたします。場所は大阪市内にある

靱公園の近く[Takamura wine&coffee roasters]です。

21日の祝日にはレセプションパーティ、祝日と土日には

トークイベントも行います。この日はイベントの会場で

建築家さがしの杜のほぼフルメンバーでの打合せをしました。

なんと現地に茶室をつくってそこでお茶を楽しむことが

できることも決定しました。詳細は後日、アップしますので

ご期待ください(^_^)

 

宝塚の家2 階段と塗装工事。

スキップフロアの階段が出来上がりました。できれば標準仕様にしたいけど

スペースが必要なので、いつもはなかなかできない緩やかな階段です。

と言っても、他の階段も蹴上200㎜未満、踏面227.5㎜以上+蹴込の

建築基準法より厳しい事務所の最低限の基準はクリアしています。

外部の軒天は塗装のパテ作業に入りました。ちらほらと最終の

仕上工事がこれから始まっていき、現場チェックはは毎回楽しいです。

 

 

 

岸和田の家 木製縦格子と洗面台。

玄関とロフトの木製縦格子が出来上がりました。

格子が設置されると印象がグッと引き締まった

感じがでてきます。今回は1階と2階に洗面台があり、

どちらもオープンなスペースに配置されています。

洗面と洗濯脱衣室は1つにまとめるというイメージを

固定観念で持たれている方も多いですが、決まりは

ないので来客が多い方やテレビを見ながら歯磨きを

したい方、暖かい場所で洗面したい方にはおすすめです。

 

 

 

 

王寺町の家 IKEA家具と製作キッチン。

DIYでIKEA家具の製作を行いました。

クライアントはインフルエンザのため、

参加できませんでしたが、了解を得て私と

大工さんでお手伝いさせていただきました。

何度が製作をしたころがあったのですが、

今回初めての部品が多く、理解するまで

少し時間がかかってしまいました。

お昼前からの作業でしたが何とか形に

なるところまで作ることができました。

来週は木製建具のDIY塗装なので、

その時に家具製作の続きもする予定です。

大工さんの製作キッチンも形が見えて

きました。カウンター前の飾り棚が

とっても良い感じになってます(^_^)

 

 

 

宝塚の家2 書斎と板張天井。

書斎のひと部屋がほぼ大工工事完了でちょうどいい感じの広さと

使いやすそうなできにテンションがあがりました(^^ゞ

リビングの板張天井も完成でこちらも気持ちが高ぶります。

建具枠の取付、せっこうボード張等いろいろな作業が3人の

大工さんによって進んでいて、現場監理も楽しい時間を過ごせました。

床にある四角い枠は床下エアコンの吹出口でこちらもいい感じです。

 

 

 

 

 

 

設計ブログvol.3 「バリアフリー」

「バリアフリー」はほとんどの方が知っている言葉に

なりましたが、実際の意味はまだ良く理解されて

いないことも多いです。「バリアフリー」とは

高齢者や身体障碍者が使いやすいようにされたものの

ことを言います。一般的には床に段差を無くすこと

として理解されている方も多いと思います。

ただ対象が高齢者と身体障碍者なので、逆に若くて

元気な方にとっては最も使いやすいから外れた形に

なることもあると思います。住宅を計画するにあたって、

法的にはバリアフリーとされませんが、私は和室の場合、

小上がり(腰かけるくらいの低めの段差)を提案する

ことが多いです。和室は座敷で床面に座る仕様となり、

床面へ座るや床面から立ち上がるという動作が必要で、

それは高齢者にとっては結構しんどい動きとなります。

小上がりがあることでそこに一旦座って移動、

立ち上がるときもそこに腰かけてから立つという

動作の方が楽になると思います。またリビングと続きで

フラットな天井とした場合、バリアフリーだと天井高が

床に座る和室だと高すぎて落ち着かない空間になるため、

小上がり分あげることで、落ち着きのある空間を

作れることが主な理由です。段差は空間を楽しくする

効果や視覚的に広く見せる効果もあり、家事の合間に

休憩できる場にもなり、たくさんの来客時には座る

場所になったり、またまた子供の遊び場になったりと

いろいろな活用ができます。デメリット部分はお掃除

ロボットが使えなかったり、掃除がフラットより多少

しにくい、登り降りでフラットより疲れる?等が

あります。総合してことは「バリアフリー」で

なくても認識しやすい段差等は「バリアフリー」に

なるのではと個人的には思っています。

「バリアフリー」とは思想的に違いがありますが、

「ユニバーサルデザイン」という言葉があります。

こちらは「誰もが使いやすいようにすること」と

いう意味で使われます。当事務所では室内部分は

基本的に収納部以外はほぼ引戸で提案するように

しており、その引戸はユニバーサルデザインと

することが多いです。設計者としてユニバーサル

デザインはできるだけ取り入れて行けるように

心がけて計画をしたいと考えてます(^^ゞ

 

設計ブログでは、当事務所の設計に考え方と

これから住宅の計画をされる方のために

建築業界でも数少ない設計と施工の両方を

経験した一級建築士による役立つ情報を

定期的に掲載しております。

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