器具の取付がほぼ完了しました。玄関には傘掛け用の
ハンガーパイプとスリッパ収納も設置しています。
ちょっとしたことですが、これだけでかなり使い勝手が
アップします。こういった小技の引き出しはこれまでの
たくさんのクライアントの希望を叶える中で増えて
きたのですが、自邸でも採り入れることができて、
工事中はクライアントに成長させてもらったことを
感じることが多く、本当に日々感謝をするばかりです。
地震大国の日本では耐震は重要な検討事項になり、
耐震等級はその目安となるひとつと要素です。
検査機関へ申請をして、証明をすれば税制面や
保険等で優遇を受けることも可能となります。
また申請をしないでも、構造計算で耐震等級と
同等の耐震力を持つ建物にすることもできます。
基本的に当事務所ではご希望があれば耐震等級を
とりますが、取らない場合でも耐力壁としては
できる限り耐震等級2以上の耐力を確保する
ようにしています。ただ個人的には建物の耐震性が
どんなに高くてもその他の要素を考えていなければ、
安全面での安心は半減すると考えてます。
その他の要素というのは家具や収納の配置等で、
例えば背の高い本棚が固定されず置いてあったり、
耐震ラッチの設置されていない吊戸棚や高所にある
収納に陶器やガラスの食器が入っていたりと
いったところになります。いくら建物が無事でも
そういったところでケガをする可能性が高くなり、
場合によってはそれ以上の被害になることもあります。
当事務所では視覚的に広く感じるということもあり、
できる限り高いところには収納などを設けずに計画を
提案するようにしていて、クライアントにもそれを
伝えることで安全性をより高めてもらうようにしています。
地震対策はこの2つの要素が重要なので、
その辺りも踏まえて計画を進めてみると良いと思います。
春の定期点検が続いていて、この日は石切の家の
半年点検に伺ってきました。クロスに少し筋が出てきた
ところがありましたが、大きな問題はなく過ごされている
とのことで安心しました。新しいものも増えて、
次はここに自分で〇〇を作ろうと思っていますなど、
住まいを楽しんでいただけてることや家の前を通った
小学生が「ここの家好き」って言ってて嬉しかったこと、
お子さんの友達がクラスの1/3の人数で来たけど
全然問題なく大丈夫だったことなどのお話も聞けて、
設計者としても携われて良かったなぁと感じました(^^ゞ
宝塚の家の5年点検に行ってきました。久々に会った
我が子のようなお家はメンテナンス項目が少なく、
かなり優等生な住まいでいてくれてました(^^ゞ
ご家族もキレイに暮らされていて、植栽が増え、
家庭菜園も開始され、より一層味が出て良い感じの
住まいとなっていました。住まい手さんが気に
なっているところと私がチェックしておきたい
ところをひと通り確認し、工務店のビームスさんが
調整してくれている間、会話も弾んで楽しい時間を
過ごすことができました。帰りにはお土産まで
いただいてしまい、本当にありがたい幸せな職業だと
つくづく実感しました。
↑外から飛来した鉄粉の小さな粒が外壁に付着して
錆ていたのを除去している中村監督。ガルバリウム
の角波鋼板の塗膜への被害はなかったので一安心です。
今年度から私の母校である修成建設専門学校で
週2日、非常勤講師をしております。
私の年齢の半分くらいの生徒に教えるのは楽しくもあり、
難しいところもありで、私自身とても勉強にもなります。
教員免許は持っていませんが、一級建築士と設計と
現場の経験をしたことで、学校の先生という、ひとつ
新しい夢を叶えることができました。夢をしっかりと
実のあるものにできるよう、後進にいろんなことを
伝えていきたいと思います。
多くのハウスメーカーさんや工務店さんでは
基本的な仕様「標準仕様」が決まっていて、
それぞれそれを特徴として、売りにしている
ところがあります。例えば「断熱材はセルロース
ファイバーです。」や「床暖房が含まれています。」
といった感じです。標準仕様が決まっていると
選ばなくて良いから楽だと考えたり、安いと思ったり
する方もいるかもしれませんが、個人的には
選べないということと不要なものが含まれていたり
することがあるという風に考えます。
施工側から考えると「標準仕様」が決まっていると
見積書の作成も楽で、工事も同じ仕様だと手間が
少なくて済むということがあったり、仕入先への
金額交渉が有利になり、実際に安くできるという
メリットがあります。その分「標準仕様」から
「仕様変更」するとオプション扱いになる可能性があり、
変更すると減額内容でも割高になってしまうケースも
でてきます。設計事務所でも「標準仕様」を
持っているところもありますが、基本的には
オプション扱いにするところはあまりなく、
減額変更や不要なものは無くしていくことが
自由にできるという、メリットがあります。
また施工を依頼する工務店での「標準仕様」を
使用することによって、価格を安く抑えられる
検討も可能です。「標準仕様」と記載の部分は
良いというところしか記載されていないことも
多いので、ひとつひとつの材料のメリットと
デメリット(性能は良いが費用対効果が小さい、
メンテナンスがほとんど不要だけど価格が高い等)の
確認をしっかりして、本当に「標準仕様」が良いのか
じっくり考えて選ぶことをおすすめします。
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