解体工事が完了しました。日にちに余裕はありましたが、
確認申請も恐らく最短でおりて、先日、地鎮祭を執り行いました。
天気がとても良く、暦は冬ですが暖かな気候の中でできました。
地鎮祭後に施主さんと工務店さんで近隣へ着工の挨拶にまわり、
いよいよ基礎工事が始まります。
淡路島の別荘は基礎工事が着工しました。
敷地が広く着工前には雑草も大きくなっていたので、
現場は草刈り作業から始まりました。今回の敷地は
計画建物の規模的に確認申請の必要のない場所となるため、
淡路市へ工事届の提出のみです。リノベーションでは
申請の必要のない計画は複数ありますが、新築では
初めての経験です。申請はないですが、法的な規制は
もちろんかかってくる部分がありますので、当然設計者
自身がしっかりチェックを行わないといけません。
今回は擁壁もあり、兵庫県のがけ条例にもかかるので
その確認もしておきました。がけ条例は以前に経験をしたことが
ある部分なので、問題なく順調にクリアできました(^^ゞ
今月竣工予定の堺区の家Re、着工したところの淡路島の別荘と
河内長野の家、年内着工予定の堺市中区の家と一時的に複数の
現場がありますが、工事監理も間違いないか見落とさないように
頑張りたいと思います。
8月下旬に第4回打合せをして木製建具と金属製建具、9月下旬に
第5回打合せをして電気、照明、空調、換気と給排水の設備関係の
確認を行いました。今回、施主が大工さんということで施工は
施主手配となり、概算見積依頼を進めてもらいました。
予算的に調整できそうな範囲ということで、これから構造図面の
作成をしていきます。通常は展開図等の作成をすることが
多いのですが、なるべく早く着工をしたいという希望から
構造図面の作成→確認申請の図面及び書類の作成&手続きと
いうスケジュールで進んでいきます。目標は年内着工なので、
他の現場の兼ね合いをみながら、頑張りたいと思います。
9月上旬に無事、工務店さんと工事契約を締結しました。
当初予定していた淡路島の工務店さんではなく、公平条件で
見積依頼した堺市の工務店「不二工営建設」さんで最終的に
決定する形となりました。できれば地場の工務店さんで
進めたいところもありましたが、総費用で大きな差があり、
クライアントと一緒に検討して、この結論となりました。
しっかり考え、懸念事項を解消して進めれたので、
難しい判断のところもありましたが、良い結果だと思います。
今回、敷地が建物の規模的に確認申請が不要な地域内と
なるため、工事届を提出して、既にいつでも着工可能な
状態となりましたが、現場は夏の草木の成長がすごいので
まずは草刈り作業からとなります。来年のゴールデン
ウィーク辺りの引渡し予定で、これから工事が始まって
いきます。現場進捗ブログも楽しみにしていてください(*^_^*)
製作家具の打合せ→工務店さんから提出された見積書からの
減額案の打合せ→工事契約とプロジェクトは進行しています。
今回、施工をお願いするのは東大阪市にある「株式会社じょぶ」さん。
生駒の家3、千本北の家、王寺町の家を施工してもらっているので
今回が4件目になると思います。現場監督時代の知っている方も
複数人いるので、雰囲気も良くわかっていて、とてもやりやすいです。
10月に確認申請と計画の大きな部分のまとめ、それと既存建物の
解体を行い、11月から新築工事着工の予定です。
しばらくは着工中の現場がどこかあり、途切れない感じで
ブログにてご案内していけると思います(^^ゞ
今年7月に竣工した「和歌山の家」の竣工写真を
施工事例に公開しました。
淡路島の別荘は見積確認の打合せをしました。
減額変更をした図面で工務店さんに見積書を
提出してもらったのですが、予想以上に減額が
できていないことと見積項目の気になる点が
複数あったので、一度内容を再検討と確認を
することにしました。ウッドショックから
金額の予想しにくい部分も多くなりましたが、
これまでの経験から流石に違和感があるところは
気付くし、ひとつひとつの見積項目も確認して
抜き出しているので変更できていないところなども
わかります。見積書のおかしな部分はクライアントに
説明し、今後の対応についての相談対応も行うことで
安心して計画を進めていけると思うので、最善の方法を
とれるようにしていきたいです。
堺市中区の家は木製建具と金属製建具(サッシ)の
打合せをしました。クライアントが建築関係のお仕事を
されているので、専門用語でも納まりでもスムーズに
確認が進んでいきます。お互いの考え方やどの形が
ベストかを一緒に考えていくのが楽しい時間となっています。
現場では断熱工事と床下地工事が進んでいます。
ALCの外壁でこれまで断熱が無かったのですが、
施工性、機能性、断熱性能、費用対効果を含めた
コストのバランスを考慮して選択して、壁の下地と
外壁の間にできる隙間にはポリスチレンフォーム、
壁の下地にはグラスウールを設けました。
ちなみにグラスウールには遮音・吸音性能をあげる
効果がありますので、施工して残ったものは
バスルーム廻り等にも入れてもらうようにしています。
床は1階は事務所(主に昼間のときはご主人が使用)で
2・3階はご家族のみなので、上下階の音問題も
検討しましたがコスト面での差もあり、家族の生活音は
それほど気にならないとのことだったので、遮音性のある
乾式二重床は採用せずにプラ束としています。
もともと子供部屋や寝室には足触り等からタイルカーペットを
選択していることもあり、上下の音はかなり軽減が
できていると思います。この辺りはマンションの
リノベーションでは規約等で性能を求められるますが、
今回は住まい手さんの考え方とコスト関係をヒアリングしての
対応で進めさせてもらっています(^^ゞ
展開図が完成したので、各部屋を立体的に見ながらのチェックの打合せ。
内容は問題なかったので、図面の修正を少しして工務店さんに概算見積の
依頼をしました。今回は住宅ローンの関係もあり工務店さんを1社に絞って、
特命という形で進めています。良い工務店さんはやはり人気があり、
業務も忙しいので、少し提出まで時間がかかるとのことですが、
特命であることとこれまでの一緒に仕事をした実績から、快く引き受けて
もらうことができました。材料や工事費が社会情勢から高騰していますが、
その内容チェックが設計事務所側でできて、信頼できる工務店さんであれば、
時勢的にも特命のメリットは大きいのかなと感じています。
予算調整が難しくなっている昨今ですが、見積に期待しつつ
スムーズにプロジェクトが進められるように見積後の対応も準備万端に
しておこうと思います。
ブログ公開の約1ヵ月前に無事、お引渡しをすることができました。
お引渡しでは書類関係の説明等を行いました。そこから、クライアントが
徐々に引越しをされ、生活も始まってます。特に大きな問題はなく、
過ごされているようで、ここまで来てやっと設計者としては一安心できます。
引渡し後に新型コロナの感染者数も増加したので、現在当事務所で計画中や
事前に計画中の方で案内希望のあった方限定で完成見学会をさせていただきました。
外と中をバシッと区切るのではなく、なるべく曖昧にして心地よさを与える
中間領域のつくり方や構造の工夫で大きな開口をとれるようにできるところなどを
体験いただき、好評をいただくことができました(^^ゞ
写真は後日、生活が落ち着いた頃に竣工写真撮影予定なので、
また撮影できたら、ホームページでご覧いただけるようにします(*^_^*)
初回打合せで伺った変更希望の内容に+より良い住まいに
できるようにプランを修正しての打合せ。少しだけ斜めの
壁を入れることで、空間の楽しさと広がりを感じられる
間取りをご提案し、気に入っていただくことができました。
合わせて、仕上材料の仮決定を確認。次回は今回から更に
少しプラン修正をし、木製&金属製建具の確認をする予定です。