オリジナル家具のダイニングテーブル&ベンチの脚が現場に搬入されました。
脚の素材はスチール製で焼付塗装、天板には古材の足場板を使用し、
味と存在感がある仕上となります。幅96㎝で長さは240㎝あり、
8人以上で一緒に食卓を囲むことが可能です。現場には門柱に
使用する枕木も搬入されていました。いつになっても新しい素材が
現場に入ってくるときはテンションがあがってしまいます(^^ゞ

「梅北の家―court house―」
古い住宅地の中での建替。
夫婦と子供4人+祖父の生活を想定した計画です。
広い敷地を活かし、中庭を設けたほぼ平屋の住まいは
周囲からプライバシーを守りつつ、外を感じられる
開放感ある間取りです。内部では回廊することができ、
建具によって空間を繋げたり、区切ったりもできます。
いろいろな素材を使い、部屋によって違った雰囲気を
作っています。
この度クライアントのご厚意でオープンハウスの開催をさせて
いただくこととなりました。見学希望の方は当事務所ホームページの
お問い合わせフォームよりご連絡ください。
※当日の連絡でも可能です。
ブログでも実際の工事状況を掲載しておりますが、是非この機会にお越しいただき、
楽しい空間を体感してださい。
●完成見学会の日程
日時:2015.3.14(土)~3.15(日) 10:00~17:00
場所:大阪府堺市北区百舌鳥梅北町
用途:専用住宅
構造規模:木造2階建て 約50坪
設計監理:祐建築設計事務所
工事施工:有限会社ビームスコンストラクション
プロデュース:株式会社ハウスインフォ
現場監理の日にちょうどシステムバスが組立作業をしていました。
1日で終わることがほとんどなので作業自体を見る機会は
あまりなく新鮮な感じがしました。現場は間仕切り壁の下地ができ、
階段がつくられて、フローリングを張る作業が進められていました。
階段での話ですが、当事務所の設計では建築基準法とは別にいくつかの
設計のルールを設けてあります。そのひとつに階段は半畳サイズで
2段廻りや3段廻りをつくらないようにしています。
理由は上り下りがしにくいと感じるからです。階段は日常生活をする
家の中において一番大けがをする可能性の高い場所になります。
そのため上り下りしにくいとその危険性も増えるため、NGとしています。
廻り階段は基本的にNGとしていますが、スペースを有効活用すべきと
感じたときは人間工学的に自然に動きやすい1畳サイズでの5段廻りと
それと同等の工夫した階段、クライアントの希望があった場合の
螺旋階段のみOKとしています。今回の日置荘の家では5段廻りの
階段を採用しました。建具などでもルールをつくっていますので、
また機会があればブログで紹介させていただきます(^^ゞ