大工さんの造作工事完了しました。1階と2階に分けた二世帯住宅は
中庭の縦の空間で繋がる形で外からは窓があまり見えないですが、
内部の空間はしっかりと明るさを採り込んでます。
ここからクロスとの取り合い部分DIY塗装を行い、内装工事と
外構工事が始まっていきます。

堺区の家3の1年点検に行ってきました。
大きな不具合等はなく、建具の調整とクロスの隙間の
メンテナンスで完了しました。前回、設計監理させて
いただいた住まいは7年と3~4ヵ月暮らされて、
電車の線路を高架にするための立ち退きとなってからの、
今の新居なので、1年点検も2回目です。
竣工してからはなかなか会えなくなることも多いので、
こうしてよく会えることは嬉しく思います(*^_^*)
台風養生で足場のシートが捲られていたので、足場解体の一足前に
外観の全景確認ができました。これからここに木部のブラウンが
アクセントで入って、建物雰囲気を引き締めてくれます。
内部は壁と天井の下地がつくられ、一部造作家具も形を見せて
きてます。収納上下の空間を異なった室で使用したりしてるため、
複雑な部分もありますが、問題なくできあがってました。
毎週、現場に行ってチェックをしながら現場の質疑を受ける
現場定例をしているのですが、ここ数週は特に質疑もなく、
かなりスムーズに進んでいます。大工さんが以前も私の設計した
建物を担当したことがあるというのもありますが、図面でキチンと
表現して説明できていた結果ということになります。
すごく良いことなのですが、質疑がないのも少し寂しいと
感じてしまう部分もあったりします(^^ゞ
外壁工事が一気に張り終わって、内部の断熱工事も順調に
施工されていってます。断熱材は何が良いか、何が良くないか
という話題もでたりしますが、個人的にはシンプルに
熱抵抗値と透湿性、断熱欠損、地域性(冬の内外温度差)、
コストパフォーマンスあたりを検討するところにしています。
気密性は断熱材と一体のものは施工性に難しさがでてくるので、
断熱材と気密シートは別で施工をする形をとっています。
あとは私が「?」と感じることはしないようにしています。
たとえば、設計ブログにも記載していますが、断熱材の外側に
透湿性のあまりない構造用合板を張った上に、透湿性のある
透湿防水シートを貼るということはしないようにしています。
シンプルな納まりにすることで施工難易度も低くなって、
施工手間も減り、コストも抑えられます。あとは現場チェックを
キチンとすればしっかりとした断熱と気密が担保できると考えます。
足場を登って、屋根の状況ももちろん見に行き、写真を撮って
クライアントにも見てもらえるようにすることも大切にしています。
足場に登ってチェックする監理者も意外と少なかったりするので、
監理者がどのようにチェックしているのかを住まいづくりをするときは
事前に聞いてみるのも良いと思います(*^_^*)
現場は壁の石膏ボードが張られて、天井の下地も徐々に形が
つくられてきて空間が少しわかるようになってきました。
外部は軒天の塗装、樋の設置もできています。
造作家具等で使用する集成材の板の加工で堺市西区の家と
八尾の家で同じ材料屋さんと現場で打合せをしたのですが、
納まりを細かくわかっていてすごいと褒めるもらいました(^^ゞ
私は長年、現場監督経験をしてきたっていうのがありますが、
個人的には建築家は納まりを知っていてあたり前かなとは思います。
当然、現場経験が無くてもすごく理解している建築家もいますが、
納まり全然知らない建築家も残念ながらたくさんいるので、
材料屋さんからこういうお話がでてしまうってことだと思います。
私の知る中では「納まりわかると現場の大変さやできないことを知って、
自由に設計からできないから知らないで設計する」と言っている方もいました。
それぞれの考え方がありますが、私は「知った上で伝える」ということが
大切だと考えます。現場から「これはできない。」と言われても
知っていれば「こうすればできる。」や「できない原因の把握と改善案」も
伝えられると思います。設計時はなんとかこれができないかと試行錯誤して
つくっていくことに楽しさがあり、できたときに喜びが生まれます(*^_^*)
外壁のサイディング張りがほぼ完了しました。
淡いベージュに茶色の屋根が落ち着きのある雰囲気で良い感じです。
窯業系サイディングは特に柄や張り方、納め方等、少しのことで見え方も
大きく変わり、うまく使えばコストを抑えながらスッキリとした外観にも
できますが、逆に考えて施工しないと安っぽい感じにもなってしまうので、
センスが問われる部分だと思います。
外観は外壁の一部、雨がかりのないところに防火構造に対応させた無垢板張りや
手摺などがアクセントに入る予定で、ここからより引き締まった感じに予定です。
内部は設備で1620サイズのシステムバスも設置され、電気の配線等も
行われています。大工工事は石膏ボード張りとフローリング張りが進められてて、
今回、フローリングは国産の無垢の松を選択しています。フローリングは
建物内で1番人と触れ合うところになり、住まい手に合うものを選択できる
ように打合せでも詳しく説明をさせてもらうところになります。
材の特性やコストバランス、木目、硬さ、節の有無、色合いなどいろいろな
部分で選ぶ選択肢は変わってきます。例えば硬い木材は傷はつきにくいけど、
足触りの柔らかさはないので、柔らかい木材と比べると少し疲れやすく
なったりします。その他、柔らかい木の方が一般的に熱伝導率が小さくなるため、
冬も冷たく感じにくく、硬い材の方が身体から熱が流れやすくなるため、
冷たさを感じやすいです。当然、加工のしやすさなども変わってくるため、
そこでコストも変わったりする場合もあったりなどもあります。
住まい手の暮らし方や考え方によって、その人のベストチョイスも変わるので、
打合せでは見て、触って検討してもらうようにしています。
2016年からコロナの時期を除いて、毎年開催している
高校(大阪府立)の同窓会ですが、昨年いつも長野県から
参加している友人の家で1泊で開催しようということになり、
今年は恩師と私の車、2台に分乗して大阪から長野県塩尻市まで
行ってきました。友人宅は標高800m近いところにあり、
町の一番山側の端で隣地まで100m以上離れていて、庭も広いので
庭に持って行ったテントとタープを張らせてもらいみんなで
BBQなどして楽しい時間を過ごすことができました。
参加メンバーは各自得意な分野の幅が広く、サックスを演奏したり、
特大のキャンプファイヤーをしたり、天体望遠鏡で月や星を眺めたり、
朝はヨガをしたりなどなどができました。
特に名所を観光することもなく、友人の手づくり特大プールに
入ったり、地域のスーパーや神社、銭湯などに行ったり
しただけですが、かなり充実した濃厚な日でした。
気温も最低気温が20℃以下で朝夕はとても過ごしやすく
まさに避暑地の長野を満喫しました。
配筋検査(基礎の鉄筋の検査)に行ってきました。
前回は地下のある複雑な基礎でしたが、今回はシンプルで
コンパクトな基礎です。中庭部分はテラスの窪みになるので
植栽を植えるところだけ開口して、しっかり基礎で
強度を取るようにしています。2階部分も目隠し壁兼用で
梁を繋いで建物全体で地震や風に耐えられる形状です。
現場ではスケールと図面を持って確認し、細かな部分の
調整等を伝えるぐらいで問題なくできていました。
ちょうど給排水設備(水道)屋さんも現場で作業していたので
配管の経路等も問題ないか一緒に確認もしました(^_^)
配筋検査より少し前にプレカットの打合せも完了していて、
組み方の工夫はしていますが、打合せ30分、雑談15分という
感じでいつも通り事前チェックした部分とその修正箇所の
確認、コスト面や納まり的な部分の情報を含めた検討と
いった感じの内容をスムーズにかつしっかりとできました(^^ゞ
地域の神社の宮司さんに地鎮祭を執り行っていただきました。
地鎮祭の内容については宗教により違うこともあり、いろいろなサイトに
詳しく掲載されているので、ブログで書くことはないですが、
1点だけ私が注意していることだけ知っておいた方が良いと思いますので、
お伝えしておきます。それは六曜の暦注(その日の細かな吉凶日)を
確認することです。六曜は大安や仏滅など古くから儀式と結びついて
使用されるものですが、最近は特に気にされない方も多いと思います。
基本的に建築主が気にならなければ個人的にはいつ地鎮祭しても、
いつ着工しても良いと思いますが、その暦注に周りの方にも影響があると
言われる「三隣亡」という日があり、その日だけは避けるように
お願いしています。字を見てもあまり良さそうじゃない感じはしていますが、
建築の儀式をすると「近隣三軒が亡ぶほどの災いがある日」とされています。
建築主が気にされない場合でも、万が一何か起きたときに近隣トラブルに発展する
可能性があるので、近隣への配慮とリスク回避と考えて避けておくようにしています。
科学的な根拠もないですし、諸説あって昔は「三輪宝」という日で吉日であったとも
言われるのですが、気にされる方もいるので長く暮らすであろう新居で
過ごしやすくするためにも念のため、確認して式典は執り行うことをおすすめします。