基礎の型枠が解体されて、現場は水道とガスの
先行配管工事をしています。今週末に上棟予定で
いよいよ建物の形が現れます。
内部に段差を設けた計画になっているのもあり、
今から軸組が組み立てられるのが楽しみです。
先月、ホームページからのお問い合わせでプラン提案のご依頼を
いただいてましたので、この日は計画地の現地調査に行ってきました。
ご希望を伺ったときから頭の中でイメージできたことがあり、
先月、役所へ行った際に前もって法的な条件をクリアできるかの
確認もとりました。新しい試みで自分自身の設計の引き出しを
増やすことのできるプラン提案できると感じてますので、
それが実現できるように来週予定のプレゼンまでに
しっかり図面化を間に合わせたいと思います。
現場監理の日にちょうどシステムバスが組立作業をしていました。
1日で終わることがほとんどなので作業自体を見る機会は
あまりなく新鮮な感じがしました。現場は間仕切り壁の下地ができ、
階段がつくられて、フローリングを張る作業が進められていました。
階段での話ですが、当事務所の設計では建築基準法とは別にいくつかの
設計のルールを設けてあります。そのひとつに階段は半畳サイズで
2段廻りや3段廻りをつくらないようにしています。
理由は上り下りがしにくいと感じるからです。階段は日常生活をする
家の中において一番大けがをする可能性の高い場所になります。
そのため上り下りしにくいとその危険性も増えるため、NGとしています。
廻り階段は基本的にNGとしていますが、スペースを有効活用すべきと
感じたときは人間工学的に自然に動きやすい1畳サイズでの5段廻りと
それと同等の工夫した階段、クライアントの希望があった場合の
螺旋階段のみOKとしています。今回の日置荘の家では5段廻りの
階段を採用しました。建具などでもルールをつくっていますので、
また機会があればブログで紹介させていただきます(^^ゞ