福島区の家 1年点検と精華町の家 5年点検。

偶然、希望日が同じになり午前中に福島区の家の1年点検、

午後に精華町の家の5年点検に行ってきました。

1年目は建物の動きが多少あるので、メンテナンス項目も

細かなものが多い場合もありますが、福島区は残工事の

時に対応していたためか、数箇所のみでした。

精華町も建具の微調整と水栓の緩みやパッキンの劣化

くらいだったで両方ともにスムーズに点検が終了しました。

興味深かったのが2つの住宅の共通点として、窓ガラスに

鳥がぶつかってきたということを聞きました。

原因を自分の中で考えてみて思ったのが、2つとも中間領域の

部分にFIXの窓や桟が細いサッシがついていて内部と外部の

境界を曖昧にしているからではないかという結論に至りました。

外と中を分ける境界がはっきりしていると空間として

心地良さが少ないイメージですが、中にいながら外みたいな

開放感で、外との境界が気にならないととても心地良い

空間になります。外部の素材をそのまま内部まで続けて

採り入れたり、中と外の床面を揃えて見た感じを近づけたり

することで空間を繋げて、境界線の存在を薄くしています。

鳥が気付かないくらいにできたことは良かったですが、

意外な弊害なのかもしれません。

 

河内長野の家 第4回打合せ

感染者が増加しているタイミングだったので、

今回はZOOMで打合せをしました。

第4回目は木製建具と金属製建具についての検討です。

取手やガラスなどひとつずつ確認しながら、

一旦仮で決めています。次回は電気や給排水設備

関係の打合せを行う予定です。

 

和歌山の家 棟上作業とDIY塗装

3月中旬に棟上作業をして、その週末に上棟式とDIY塗装をしました。

屋根勾配が緩く束のない構造にしているので、大工さんからも

やりやすいと言ってもらえました。棟木は14時前には上がって、

垂木の取付も順調に進みました。週末にはインターンシップで

参加した学生6名と施主のTさん夫妻と軒裏に張る杉板の

DIY塗装をしました。作業の合間には木造の構造についての

説明や考え方などの話もして、一緒に充実した一日が過ごせました。

やはり座学だけでなく、実物を現場で見て考えることで

学生達もすごく知識が深まると感じました。

 

河内長野の家 第3回打合せ

3回目の打合せではショールームに行き、大阪梅田周辺の

住宅設備メーカーを見てまわりました。平日だったこともあり、

いつもより空いていて、見学もしやすかったです。

Panasonicのショールームがグランフロントから撤退したため、

今回は見れなかったですが、その分いつも時間の関係で

見れないとこをチェックできました。LIXILでは

システムバスの新商品が展示されていたりもあり、

最新の情報も知れました。次回は木製建具と金属製建具の

打合せを行う予定です。

 

和歌山の家 基礎完成と堺区の家Re 第7回打合せ

和歌山の家は基礎が完成しました。

現在の状況とブログの公開日で少しタイムラグが

あるため、このブログアップ日に上棟作業予定です(^_^)

堺区の家Reは概算見積(2回目)からの減額案打合せを

行いました。前回から約500万円くらい減額できたので、

工事範囲を確定し、今月から解体工事を開始予定です。

現在居住をされていない建物なので解体後、図面との寸法の

差等を確認し、詳細図の作成→着工と進む予定となります。

 

淡路島の別荘 第7回打合せ

工務店さんから依頼していた概算見積書が届き、

減額案を作成して、打合せを行いました。

昨年からの材料等の高騰で予想よりかなり高い金額に

なってきているので、しっかり減額案が作れるかと

いうところも重要性が大きくなっているように感じます。

見積の数量も概算なので、多めになっているところもあり、

工務店さんを決定してから、本見積時に細かく確認、

交渉できそうな部分も確実に減額案に抜き出しておきます。

費用と希望とがバランスをとれるかを、確認して

予算アップするか他で項目での減額で対応可能か、

予算を優先して諦める、将来的にできることかを

検討する等々、この減額案の時がやはりプロジェクトの

中で一番しんどいところだなといつも感じます。

それでもこれまで、ここで頓挫したことはないので、

うまい着地点を見つけ進めることができるはずです。

しんどい期間を乗り越えた先に楽しい建築になっていくので

減額内容を図面に反映して、頑張ります(*^_^*)

 

河内長野の家 第2回打合せ

クライアントのご自宅に伺い、第2回目の打合せを行いました。

今回もカート満載のカタログやサンプルを用意して、できるだけ

イメージしやすい形で確認をしてもらいました。

打合せは設計監理契約から行い、プランの修正箇所の確認し、

新たな変更希望を伺いました。その後、仕上材料がどんなものが

あるかをひと通り見て、仮決定をしました。早いタイミングで

仕上材を見ておくと、どんなことを決めていくかを知れて、

住まいづくりもスムーズに進められます。

 

和歌山の家 配筋検査

和歌山の家は基礎工事が始まり、鉄筋が組みあがるタイミングで

配筋検査に行ってきました。現場監督さんと一緒に検査をし、

少し細かな修正等をお願いして、後日写真等で確認。

後日あった瑕疵担保保険の検査も無事合格しました。

和歌山の家は角地にあり、周りの空間も開けているため

完成したら目立ちそうです(^^ゞ 今回、板塀は設けずに

敷地外からは、施主さん工事の植栽でやんわりと視線を

遮る感じになります。見えるけどプライバシーは守れ、

防犯上も良いと思います。周りの人も圧迫感を感じず、

住まい手さんも外を心地よく感じられる空間を

イメージしています。

 

河内長野の家 第1回打合せ

プレゼンテーションでお返事いただいてから、初めての打合せ。

この日はZOOMで行い、契約の内容と全体の計画工程の説明から入り、

その後プランの変更希望箇所や気になるところの確認等をしました。

打合せでは、できるだけ変更希望の内容を伺うと同時に

こういう感じにすることができますという提案を行うので、

持ち帰っての次回提案でちょっと違うかなというリスクも少なくなり、

時間の無駄も減らせてるかなと思います。もちろん次回打合せ時までに

新しいアイデアが生まれるとプラスで提案も行い、希望+αな住まいに

なるように検討をします。ZOOMでは実際のサンプルを直に

見て触れながらができない等、難しい部分もありますが、画面共有で

一緒の資料を見て確認して問題なくできることも多いので、

うまく対面と組み合わせながら、その時の感染状況を踏まえて

活用していけてるかなと思います(^^ゞ サンプルは必要であれば

郵送も可能なので、最終確認等で量が多くない時はそういう感じで

することもあります。ただ次回の最初の仕上材の打合せは、

サンプルの量も多いので、対面じゃないと難しいこともまだあります。

 

和歌山の家 第15回打合せ他

1月中旬に工務店さんとプレカット屋さんの事務所で

打合せを行いました。事前に資料のチェックもしていたので

1時間半くらいで修正箇所や注意点の確認をすることができました。

構造計算は専門の構造設計者に依頼していますが、構造図の作成は

私がしていて、組み方の明確な理由も把握できているので、

そこを確認することでお互いに納得して打合せもスムーズに

進めることができます。プレカット屋さんからも図面が見やすいと

言ってもらえて、この日は嬉しい気持ちで打合せも過ごせました(^^ゞ

1月下旬には確認申請も無事に降りたので、予定通り2月から

基礎工事が着工していきます。いくつか仕上材の決定締切日が

近づいている箇所があったので、ZOOMでの打合せを行い、

最終決定確認を進め、着工に向けての準備も進んでいます。

今年は特に春頃が材料等の値上げが多いため、早めの決定が

大切になってくると思います。次回のブログからは工事状況を

お伝えしていく予定ですので、現場写真も楽しみにしてください(*^_^*)

 

淡路島の別荘 第6回打合せ。

スケジュールに余裕があるので少し空きましたが、

その間図面の作成を進めての打合せを行いました。

展開図で各部屋の内観確認を基本に行い、

その他変更箇所をチェックしました。

枠や家具の詳細図以外はほぼ揃ったので、

打合せをした後日、図面修正ができたタイミングで

事前に見積参加してもらえるようにお願いしていた

工務店さん3社に概算見積の依頼をしました。

見積書は2月中旬頃に提出してもらえる予定です。

 

和歌山の家 地鎮祭。

年始の時期でご親族も参加されて、今回は簡易な形式で

和歌山の家の地鎮祭を執り行いました。近年は地鎮祭も

多種多様化していますが、個人的には大事なのは想いを認識して、

気持ちを表現するだと思ってます。この土地に新たに

移り住むことを再度認識し、工事の安全を祈り、みんなが

協力して良い住まいづくりをしていくことを確認する

そういう機会を持つことはちゃんと意味があると

感じることができます。確認申請も降り、

いよいよ今月から着工となり、とても楽しみです。(*^_^*)

 

堺区の家と泉大津の家の5年点検。

昨年12月に堺区の家と泉大津の家の5年点検に伺いました。

両方ともにビームスコンストラクションの中村さんが現場担当しており、

住まい手さんから事前に聞いていた気になる部分も当日対応してくださいました。

メンテナンスの知識や経験も豊富で身のこなしも素早いので見ていても

すごく安心感があります。こういったところも工務店さんにより、

差が出る部分なので、設計者からも推薦しやすいポイントかなと思います。

 

河内長野の家 プレゼンテーション。

昨年春から土地探しをしていて、何度か一緒に土地チェックに

同行させていただいたクライアントの敷地が決定し、

年末にプレゼンテーションを行いました。要望を採り入れながら、

材料の高騰も考慮し、計画はコンパクトにまとめましたが、

工夫をすることで広く感じられながら、快適に暮らせるプランが

提案できたと思います(^^ゞ プレゼン終了後、床材や本審査を

している住宅ローンの手続きなどの話もし、私が帰る前には

設計監理契約で進めたいとのお返事をいただけました(*^_^*)

次回はプレゼン中と年末年始にじっくり検討してもらって

連絡をいただいた変更希望箇所を基にプラン修正し、

今月末か来月初旬頃に第1回目の打合せを行う予定です。