内装のクロス工事、タイル工事、左官工事、塗装工事もあと少しで完了です。
設備も電気は照明器具が少しずつつけられていて、衛生器具がこれから
設置されていきます。仕上工事が進み、完成が見えてくるとテンションも
あがってウキウキしてしまいます。大工さんが組み立ててるキッチンも形が
見えてきて、思わず「カッコイイなぁ」を連呼してしまいました(^^ゞ
この度、クライアントのご厚意により下記の日程で
完成見学会を開催する運びとなりました。
【宝塚の家-private cafe-】
敷地に対して角度をつけた配置にした計画は
プライバシーが守られる住空間でありながら、
ウッドデッキ・坪庭・吹抜・スキップフロア・大開口サッシ等と
視覚的効果を取り入れて開放感ある間取りとなってます。
外壁はガルバリウムの角波鋼板、家具は足場板を使い、
キッチンはオリジナルでステンレス天板のものを製作、
浴槽は床に完全埋込みしてあって温泉気分に浸れます。
素材にもこだわった自分だけのカフェのような心地良い
住まいになりますが、DIYや施主支給品を取り入れて、
費用面もしっかりと節約した計画です。
【完成見学会の日程他】
日時:2013.03.02(sat)~03.03(sun) 10:00~17:00
場所:兵庫県宝塚市山手台西
用途:専用住宅
構造規模:木造2階建て
設計監理:祐建築設計事務所
工事施工:有限会社ビームスコンストラクション
見学をご希望の方はアクセス方法等、詳しい情報を
ご連絡させていただきますので、当事務所ホームページの
お問い合わせフォームよりご連絡ください。
前回の宝塚の家 現場進捗ブログで記載していた
秘密の塗料を塗装してきました。
秘密の塗料は断熱塗料と言われる断熱性能を持った塗料です。
今回、浴槽を土間に埋め込み床面とほぼフラットとするため、
基礎部分を低くしているのですが、床面からの冷えが気になったので
断熱塗料を塗ることにしました。また浴槽にはウレタン断熱材を吹付、
その他もスタイロフォーム等でも断熱をとってます。
現場は壁下地や家具工事、外壁工事も終盤にかかって、
もうすぐ仕上工事に入っていきます。
白いところが断熱塗料です。乾いたあとに触ってみましたら、違いがあったので
効果が期待できそうです。
帰り際に現場監督と屋根の上に登って、夜景もチェックしてみました。
外部は外壁の仕上材の施工がスタートし、内部は造り付けの
大工さんが製作する家具工事が進んでいます。
玄関の軒天(外部の天井)は急遽、ケイカル板への塗装から
杉板張りに変更となりましたが、工務店さんも快く対応してくれました。
宝塚の家の造付家具は小上がり階段を兼ねたテレビ台、キッチン収納、
トイレ収納、本棚、洗面台+洗面収納、その他棚板等々とたくさんあるので
あまり家具を購入しなくても大丈夫な住まいとなってます。
地震が起きても家具ごと倒れることもないので、安全性も高まります。
仕様にもよりますが意外と価格も抑えてつくることができます。
機能性や予算に応じて、IKEA等の既製の家具をはめ込んでつくることが
できるので、それぞれの住まいに合った統一感があるものができます。
デメリットは簡単に買い替えができないことですが、リフォームしたりで
対応も可能なので、新築の際は取り入れることをおすすめします。
オリジナルの製作家具は使い勝手もよく、愛着もわいて大事に使うことができます。
お風呂の工事は次回、秘密の塗料をします。今日はその下処理をしてきました。
秘密の塗装の話は次回の宝塚の家の現場ブログで解説させていただきます☆
中2階までの階段と一体になった棚が完成しました。
養生で見えなくなってますが、タモ集成材と足場板で作っています。
スキップフロアの空間はなんだかとても楽しい感じがします。
他の家具や棚にも足場板を使用していてとても味のある
いい感じに出来上がっています。
木工事は木製建具の枠もほぼ取付が終わり、
これから大工さんがつくる造付の家具工事に入っていきます。
設備工事では今日、浴室の排水ピットの仮設置作業をしてました。
宝塚の家はユニットバスではなく在来浴室なので、ひとつずつ
職人さんが器具を設置していきます。年明けには床に埋込む
浴槽も現場に搬入されて、ワクワクする素材が次々に現場に
納まっていきます。
宝塚の家の現場チェック&現場打合せに行ってきました。
現場はフローリングがほぼ完了して、ビシッと養生されていました。
大工さんが3人入っているので、進行も早く一部は壁の下地張りに入っています。
床材は1階がチーク、2階がオークの床を張っているのですが、
同じメーカのもので名前が似ており、間違えるといけないので
図面の仕上表では表の色分けをしてわかりやすくしています。
ちなみに展開図も色付けして製本時にはカラーで印刷してもらっているので
見やすくなり、現場でも効率UPと好評いただいてます(^^ゞ
写真は中2階にあるスタディコーナーの床上げ部分&そこから吹抜を
介してのLDKを見たところです。
↑床からでているのは、フローリング間に名刺1枚分の隙間をあけるための紙です。
これは乾燥した無垢の床材が梅雨時期等に湿気を含んで膨らみ、跳ねあがるのを防止
するためにする処置です。※メーカーの施工要領の注意書きにも記載されています。
先日、某フローリングメーカーさんから聞いたのですが、某工務店さんでこれをせずに
施工したため、床が跳ね上がった話を聞きました。その工務店さんでは名刺1枚挟むなんて
手間でやってられないと言ってたらしいです。
・・・無垢材を使っている人間としてはありえない発言です。
今日は宝塚の家の中間検査。無事に指摘事項なしで検査に合格しました。
今週は北野田の家と上野芝の家の基礎配筋検査もあり、検査週間になってます(^^;)
中間検査後、工務店さんと現場にて打合せをし、細かな変更箇所を確認。
ひとつひとつの素材にこだわり計画していますが、最終決定していく項目もはあと少しです。
宝塚の家では「建物を敷地にまっすくではなく、斜めにしているのはなぜですか?」と
質問を受けることが多いので、ブログに記載させていただきます。大きな理由は3つあり、
①隣地境界より1m壁面後退させなければならない規定がある敷地で
1mの通路みたいなスペースを残すではなく、三角形で残すことと壁面後退の
緩和措置を利用することで使えるスペースを確保できる。
②隣地建物とまっすぐ視線が合わないのでプライバシーを守るために有利。
③斜めにすることで窓からの景色が建物の間に抜けたり、見える距離が長くなるので
空間が広く感じ、開放感がです。
といった内容になります。
↑現場は電気の配線工事が進んでいました。