福島区の家 地鎮祭

6月27日に地鎮祭を執り行いました。

着工までは少し日程があったのですが、土日の大安で六曜をみていくと、

7月の大安が三隣亡と重なっていたので、この日を選ぶことになりました。

早めに気付けてないと、地鎮祭の開催日に困っていた可能性もあったので、

タイミングよく検討できて良かったです。現在確認申請提出中で予定通り

申請がおりれば、8月初旬に着工して、地盤改良から工事が始まります。

初めてクライアントとお会いした日から2年弱といつもより長い期間と

なりましたが、その分悩み、こだわり、良く検討したプランができた

と思います。完成まではまだ半年以上かかる予定ですが、しっかり監理を行い

より良い住まいになるようにしたいと思います。

 

点検に行ってきました。

新型コロナの影響で延期をしていた岸和田の家と宝塚の家2の2年点検、

夕雲町の家の5年点検に伺ってきました。木造住宅は気温や湿度などによっても

多少柱や梁が痩せたり、反ったりがどうしても発生します。また大きな道に

面したところなどでは微振動などでも不具合がでることもあります。

大切なのはしっかりメンテナンスをすることだと思います。

定期的にチェックするだけで、悪化するのを未然に防ぐことができる

項目もたくさんありますので、住んでからしっかり点検できる環境を

持てるような住まい計画が大切だと思います。点検に伺うと新しい家族が

増えていたり、植栽やインテリアが変化していたりを見れることも

楽しみですし、住まいの経年変化でよりよくするために私たちが

勉強になることも多いので、とても有意義な時間を過ごすことができます。

 

写真は岸和田の家です。浴室壁のコウヤマキ、2年経ってもキレイなままだったので

今後もおすすめできる材料だと確信ができました。母屋との間には

互いの視線を和らげる効果もある植栽と石がいい感じに配置されていました。

水鉢にはメダカもいて癒しの効果もありました(^^ゞ

 

富田林の家

初登場の富田林の家は昨年6月に面談をさせていただき、

7月に敷地調査をした後、少しお時間をいただいて

昨年10月下旬のプレゼンテーションから、数日後にお返事を

ご依頼をいただいたプロジェクトになります。

途中、奥様のご出産があり、その後に新型コロナの影響もあって

多少の時間を要しましたが、プランはスムーズに進んでおり、

来月中には工務店さんへの見積依頼ができそうです。

敷地も良いところで、広さも余裕があるため、それを活かした

気持ち良い空間ができたと思います。

構造的にも当事務所ならではの、組み方と検討ができ、

見えないところの部分もいい感じになっています。

個人的にも今から上棟が楽しみなプロジェクトです(*^_^*)

 

草戸と小浜の家。

いつも工事をお願いする工務店さんからの依頼で

RC壁式構造で1階クライアントが経営する畳屋さん倉庫

+2,3階旅館(各階客室2室)の工事が進んでおります。

客室はクライアントご家族(親夫婦と子夫婦)でそれぞれ

1室ずつこだわっているので、楽しく面白い計画となってます。

現在は2回目の中間検査が4月下旬に終わり、9月中~下旬の

完成を目標に工事が進んでおります。プロジェクト名は

草戸ーsocoー(ソウコ)と畳屋さんと和のイメージを持ちつつ、

これまで既存であった解体された倉庫の慣れ親しんだ

呼び方をそのまま継続しています。命名はセンスある

クライアントのアイデアです。

進捗もうひとつは小浜の家、こちらは6月1日に引渡しを

しましたが、プロジェクトは残念ながら非公開で計画内容は

木造2階建ての一戸建て住宅となってます。

↑写真は草戸の2回目の中間検査時のものです。

 

福島区の家

福島区の家は現在、プランはほぼ固まり工務店さんからの

見積書が提出されたので先日、減額案の検討をしました。

当初は3階建て木造のインナーガレージがある防火地域での

耐火建築物と、木造住宅では恐らく難易度がMAXに

近い計画でしたが費用的にもかなりかかり、室内空間の

制限等の条件も厳しく、その中で熟考して見つけたのが

建築基準法などに適合しながら上記に近い内容で、

2階建て木造の附属建築物のある準耐火建築物の

プロジェクトになりました。途中、問題がないかを数度、

検査機関に足を運んで相談を行い、OKとNGの内容確認を

行いながら、床面積もギリギリ規制がかからない範囲と

なるように計算をしての設計作業をしての計画なので、

実際に確認申請が降りるまで、少しドキドキ感がある状態です。

学校で法規を教えていたことも、検査機関とのやり取りで

すごく役立ちスムーズに相談ができたので、近年取り組んでいた

新しいチャレンジをして、良かったと実感しました。

ちなみにこちらも門型フレームと特殊柱や大開口などがあり、

難易度はかなり高いですが、打合せにもしっかりと時間をかけ、

クライアントの熱心さもすごく力になってこだわりにこだわった

住まい計画になったと思います。減額案の検討でも見積額の

1割~1.5割以上の項目をひとつずつ打合せにて、

減額するかしないか、保留して検討継続、工務店さんに

確認する項目などを一緒に見て行き、予算範囲内にできそうな

感じになったので、これから契約と着工に向けて準備を進めて行きます。

福島区の家では、新型コロナの非常事態宣言中の4月、5月は

図面やサンプルをクライアント自宅の宅配ボックスに届けて、

ZOOMのWEB打合せで対策をして進めることができたので、

影響もできる限り小さく進められました。新型コロナが

おさまった後、上手に使えば遠方の計画や現場とのやり取りも

効率よくできることもわかりましたので、活用を続けて

いきたいと思います。

 

柏原のテラスハウス

現場進捗第1段として、昨年の12月に完成した柏原のテラスハウスを

ご紹介させていただきます。近鉄河内国分駅から徒歩3分にあり、

駅前のメインの通りから一筋入った、古くからある住宅地で

1階に2戸、2階に2戸の現代版長屋(テラスハウス)になります。

横並びの長屋と縦の重層長屋を組み合わせた形態でワンルーム+

少し広めのスペースを持っていて、2階には更にロフトがついてます。

少し広めのスペースは納戸やウォークインクローゼット、

ベッドルームなど住む人によってフレキシブルな用途になり、

あらゆる人に使い勝手が良い賃貸住宅を提案しました。

このプロジェクトはネットコンペから提案して、プレゼンを行い

クライアントから選んでいただいた計画で賃貸であるので、

無駄なコストを抑えつつも住む人のためにかけるところには

しっかり費用をかけ、メンテナンスを考えながらも無垢の

フローリングや設備を検討して、クライアントと選んだテラスハウスが

できあがりました。実は私のブログでも入居者募集の

案内を掲載する予定だったのですが、それを考える暇もなく

全室入居者が決定して、残念ながらご紹介できませんでした。

竣工写真は施工事例に掲載していますので、またご覧ください。

ちなみに共同住宅と長屋の違いは大きく分けると共用部が

あるかないかになります。道路から各戸へは専用通路を通って

玄関までアプロ―チがあるので、知らない人が来るとすぐわかり

実は防犯に対しても良い面を持っています。建築に際して

注意が必要なのは、地域によって異なる条例などがある場合で

基本的には不特定多数が利用する共同住宅の方が関係する法規が

多いので、条件的にも厳しくなることが多いのですが、

一部で長屋の方が条件が厳しくなるケースがでてくる場合が

あるということです。経験ないと見落として、設計完了間近で

大幅はプラン変更が必要になる可能性もあるため、

しっかりと前段階で調べておくことが大事です(*^_^*)

 

現在進行中のプロジェクト。

昨年から引き続き、今年も母校の修成建設専門学校の

特別担任をしています。昨年、受け持った1年生が

進級した2年生の担任業務と建築環境工学、設計製図の

授業担当をしています。現在は新型コロナの感染拡大防止で

オンライン授業をしており、建築環境工学は4名いる

講師のトップバッターを担当させてもらってます(^^ゞ

設計事務所の業務は今年2月に施工事例に掲載した

柏原のテラスハウスが昨年12月竣工で特に意識は

していなかったのですが2010年から続いている毎年の

プロジェクト完成もギリギリ更新できました。

その他では、進行中プロジェクトが4件あり、ひとつ目は

いつも工事などでお世話になっている工務店のビームス

コンストラクションさんからの依頼物件でセンスの良い

畳屋さんご家族がオーナーのRC3階建て倉庫(畳資材置き場)+

小規模旅館の計画の設計と申請、監理のお手伝いしています。

2月初旬に確認申請がおりて、現在は2回目の中間検査まで完了し、

9月末頃の完了検査を目標に工事が進められています。

ふたつ目は昨年5月19日のブログにプレゼン報告した福井県

小浜市の住宅。ブログは少し前に書いて予約投稿しているのですが、

本日、お引渡しをしています。同時進行のプロジェクト数にも

よりますが、プレゼンテーションからちょうど1年ちょっと

くらいが通常プランでの最短スケジュールです。このときは

プロジェクトが多かったので、かなりタイトだったかもしれません(^^;

みっつ目は2018年秋から計画している福島区の家、当初の計画から

大きく変更したところもあり、長期計画で進んでいますが、

プランもまとまり、工務店さんも決定して、構造も確定して、

現在見積を作成してもらっているところです。新型コロナの影響で

打合せ等もWEBミーティングで対応等をさせていただいてますが、

対面でないとできない箇所は落ち着いてからになるため、

12月末の完成予定も少し伸びてしまいそうですが、工夫を凝らして

いろんなことをしているので、今から完成がとても楽しみな計画です。

見積の金額がドキドキですが、今回は工務店1社への特命依頼の

計画なので期待しております。

よっつ目は富田林の家でブログでは初めての紹介になります。

昨年10月初旬にプレゼンテーションをさせていただき、現在プランも

まとまり、図面作成を進めております。こちらも新型コロナの影響で

打合せができない期間が続いてますが、奥様のご出産期間もあり、

図面も郵送等を利用して、できる限り進めているので、今のところは

大きくスケジュールの影響はでていないと思います。

それぞれまた写真付きで来週以降のブログにて紹介をしていきます。

※今年の2月新着情報に掲載しましたが、竣工後2年のタイミングで

精華町の家の写真を撮影させていただき、施工事例に掲載しています。

モールテックスのキッチンと洗面、浴室の他、デイベッドルームなど

新しい素材、新しい空間がご覧いただけます。(*^_^*)

 

柏原のテラスハウス 減額案と通路整備

2回目の減額案の打合せと43条の道路許可の申請で

必要になった通路整備について、打合せを行いました。

減額案では、前回で変更を検討していた無垢のフローリングを

復活させて、その他の部分で減額をすることになりました。

賃貸の物件でもやっぱり肌が一番触れる床材は重要な

ポイントなのだと思います。借主さんのことも考える

クライアントは良きオーナーだと感じます(*^_^*)

43条の道路許可を進めていたところ、大阪府より

先に通路整備をしてくださいとの連絡がありました。

他の地域では整備→許可申請→(中略)→整備した

箇所の一部を撤去→給排水管の引き替え→再度整備と

無駄になる部分もでてくるため、整備を後にするケースも

あるのですが、今回はそれがNGだということで、

着工は少し遅れがでてしまいますが、無駄がでないように

給排水の引き替え→道路整備→許可申請で進められる

方向で工務店さんと調整をすることにしました。

 

岸和田の家 1年点検。

建具の調整、コーキング増し打ちくらいで

とくに大きな不具合はなく、1年点検が完了しました。

点検のついでにバルコニーに追加で洗濯物干し受の

金物の設置もしてもらい、快適に過ごせているみたいで

良かったです。芝生のキャンプ場のような庭ですが、

庭でキャンプをすると家の用事もしてしまうので、

あえてキャンプ場にも行くという奥さんの言葉に

すごく納得。環境と状況、2つが揃って初めて

リフレッシュできるのかもしれません。

 

福島区の家 打合せ。

電気設備、照明設備、給排水設備の修正をした

図面で大きな変更点はそんなにないのですが、

プラン変更に伴う、配置の微調整などをひとつずつ

確認しました。その他の打合せでは地盤調査を

予定していたのですが、周辺地域のデータが

あまりよくないため、先行で地盤改良の概算見積

を取ることにしました。金額によっては再度

プラン修正の検討も必要となるので、見積の

結果がでるまで少し待機とすることになりました。

地盤となるとなかなか思い通りに進まないことも

あるのですが、最良な方法で進められるように

検討していきたいと思います。

 

福島区の家 木製建具と鋼製建具打合せ。

プラン変更があったので、再度木製建具と鋼製建具の

打合せを行いました。木製建具では家具の建具もあるので

家具の打合せも兼ねた形になっています。前の案から

再検討して素材を変更したりもして、以前よりイメージも

明確になってきている感じがします。次回は電気設備や

給排水設備の再打合せを行う予定です。

 

柏原のテラスハウス 工事打合せ。

工事契約が終わり、工事の打合せに入ってきています。

着工は6月中旬を予定しており、プランも固まっているので、

着工までに確認申請前に必要な手続きと確認申請を

進めるようになります。その他に減額案の見直しや

地盤調査も必要も着工前にし、いい感じで工事のスタートが

できるように準備していきたいと思います。

 

福島区の家 打合せ。

南海地震やそれに伴う津波等による浸水を考慮して、

木造3階建て、1階RC造、2・3階木造の混構造に

変更することになりました。コストアップになるので、

できる限り予算に近づけられるようにプランも少し

縮小変更し、プラン調整しての間取りの打合せを

行いました。プラン変更内容も大枠は固まったので、

これまで打合せを行った仕様を基に図面修正を

していきます。工期も予定通り進めたいので、

間に合うように頑張りたいと思います。