工務店さんが家具屋さんに製作依頼していた造作家具の
設置工事が始まりました。一部、扉の面材の間違え等が
あり手直ししてもらう箇所もありますが、空間に仕上で
見える家具が入るとやっぱり良い感じです。
今回は家具の数も多いので一気に完成に近づいてきてます。
あと残り内装と建具と外部工事、小物関係の取付ができれば、
美装工事でほぼ完成となります。

2月下旬の快晴の空の下、無事棟上げ作業ができました。
一部、屋根の隅木等の現場手加工の梁がありましたが、
スムーズに進み1日で大屋根の垂木掛けまで進みました。
下屋の垂木は翌日以降の作業でしたが、下屋ができて
広い軒下空間が現れると、建物の重心も低くなり、
より落ち着いた佇まいになりました。更に敷地に対して
建物に角度をつけた配置が道路側からワイドに見え、
その効果もより映える形になっています(^^ゞ
中間検査では大工さん、工務店さん、指定確認検査機関、
瑕疵保険機関、当事務所と5重にしっかり検査がされています。
金物については当然ながらどの物件も全数チェックをし、
図面にチェックを入れてます。抜けや修正等を1つ2つ指摘する
こともありますが、今回は1つもなくパーフェクトでした。
屋根のガルバリウム鋼板葺きとバルコニーの防水工事も施工され、
雨の心配もかなりなくなりました。数日後にはすべてのサッシが
取り付けられて、外壁に透湿防水シートも張られるので、
多少雨が強い日がきても問題なくなります。
ファミリーキャンプに行く機会が多くなり、道具も増えて車の収納量が少なくて
大変だったので、2枚目の写真のチラっと写っているエスティマに乗り換えました。
いつかは乗りたいと思っていた車で今はもう生産されていないため、
中古車になりますが運良く希望の仕様で良い状態のものが見つかりました(^^ゞ
第4回目の打合せと順調にきています。この日は木製建具をメインに
確認を行いました。メインの前にはプランについての修正や検討も
約3時間じっくりとし、その後、引き続き木製建具も約3時間かけて
間仕切りや家具関係の建具をひとつずつ細かく見ていきました。
鋼製建具(サッシ)も予定していましたが、打合せが長時間となり、
集中力と疲れを考慮して、次回に繰り越しすることになりました。
会話の中でクライアントの好みも掴めてきたので、頭の中では
仕上材のイメージも少しずつ、出来上がっていってます(^^ゞ
階段が設置され、外壁も残りのタイル工事が進められています。
駐車場空間は白と目地の構成の中に船の舵のような形状の壁が
天井開口を突き抜けている様は未来的でもあり、スリットからの
光の感じがとても良い感じになりました。開口とスリットは
法的な要素をクリアするために構造的にガレージと住宅を
分けた部分ですが、そこをデザイン的にも採り入れることで
空間としても面白くできたと思います。内部は足場が解体され
天井高さ約4mの開放的なLDKが現れました。大阪市内ですが
ガレージ屋上のパラペット高さを調整して下からの視線を
カットしているので、開放感とプライバシーの確保の両立も
考慮した計画です。現場は家具も搬入されて、仕上工事も
終盤に入ってきました(*^_^*)
2月初旬に特別担任をしている専門学校の今年度の後期授業と試験が
無事終わりました。春に学校から特別講習の依頼をされていたり、
事務所では新たな計画のご相談をいただいての面談があったりが
いくつか入ってますが、通常よりかはまだ少し時間に余裕が持てる
時期ではあるので、このタイミングで早めの図面準備等も行ってます。
和歌山の家は2回目の打合せのショールーム見学をしてきました。
打合せと言ってもこの日は見学がメインであまり時間ないので、
前回からのご要望に合わせて図面修正した点の確認程度となります。
見学ではそれぞれのメーカー商品のメリット、デメリットや
オーダー製作のものとの違い、価格的なところの確認をしていきます。
設備機器を見ると新しい住まいでの生活のイメージもたくさん
湧いてくる方が多く、要望も広がっていくように思います。
早めの時期に検討ができると計画もよりスムーズに進むので、
できる限りしっかりたくさん引き出せるように設計者としても
アドバイスをしていくようにいつも心掛けています(^^ゞ
仕上となる部分がひとつずつ完成していってます。
天井には米杉の板張り天井がとても良い感じで、
内部の雰囲気がグンとあがりました。カーテンボックスは
大工さんの匠な技が施されて、スッキリと納まっています。
室内の北側の壁は1階も2階もほぼ全面スレートを張りで、
統一感あるアクセント壁となっています。通常の住宅より
幅広となっている階段もこの壁に面しているため、
空間の繋がりもでき、住まいの雰囲気を出せてると思います。
階段はまだ下地の状態ですが、一部は中空に浮いていて、
玄関ではオブジェの役割も兼ねています。仕上がると
間接照明が足元を灯し、イメージも更にアップするので
完成がとても楽しみです。
和歌山の家の第2回目の打合せを行ってきました。計画地は和歌山ですが、
現在のお住まいは京都で、今回もご自宅に伺っての打合せです。
基本的に打合せで毎回事務所にお越しいただくことはあまりなく、
クライアントのご自宅でさせていただくことが多いです。カタログは
タブレットでも確認いただけますし、サンプルも車輪がついたカートで
引っ張っていけば、問題なく確認していただけるので、長時間の打合せで
慣れないクライアントはやはりかなり疲れるので、ご自宅でさせて
いただくのが一番良いと思っています。クライアントの中には
小さなお子さんがいてたり、子供の帰宅等を待つ必要があったりも
するので、安心していただけるし、設計側としても生活リズムや
実際の使用感で気付くこともあり、メリットが多いと思います。
前回の打合せでは契約内容の説明をさせていただいたので、
この日は打合せ前に設計監理契約を締結からはじまりました。
ご要望からプランの修正したところを確認し、新たな要望を伺って
進めて行きます。修正で前回より20㎡弱床面積を小さくしての
提案でしたが、広さの感じはほとんど変えることなく、良い感じに
まとまった案にできたので、少しずつ変更希望がありましたが、
このまま順調に進めていけそうな感じです。プラン確認後は仕上材の
仮決定をしていきました。仕上材でどんなものを決めていく必要が
あるのかの確認をしていただけると同時に概算見積を依頼する際に
大きなズレが発生するのを軽減させることができるので、当事務所では
早い段階で仕上材を見ていくことが多いです。次回はショールーム見学の
予定です。ショールームは見学に行くと家づくりの計画がスタートした
感じが一気に出てくるところかもしれません。
いろんな箇所が同時に進んで現場の進捗確認も楽しい時期になっています。
外壁はサイディング張りもほぼ終わり、タイル下地の左官工事がされ
外観形状が見えてきました。内部は玄関のインテリアにもなる跳ね出した
階段の上と下の3段分の下地がつくられています。
途中4段目から4段分は壁面から突き出す形で見えて、1段1段に
間接照明が入るので、細かな加工が大変にならないように階段はスレートが
張られる壁面の施工後の工事となります。そのため、完成するのは
いつもより遅めで、荷物の上げ下げ、人の移動はは少し大変な時期が
長くなりますが、その分できあがりも待ち遠しく楽しみな箇所になってます。
現場では建具の吊レールも仕込まれて、ここからだんだん完成が見えてくる
時期に入っていきます。
昨年12月の解体中の状況です。建て替えでの解体途中はあまり
見に行くことがないのですが、近くの役所に行く予定があり、
少し立ち寄ってきました。ちょうど作業も休憩中で敷地が大きいので、
敷地内でのチェックができました。年末には構造材の第1回目の
プレカット打合せもしてきました。元現場監督の強みで事前に
チェックしてきた内容の質疑と修正の確認が約1時間で終わり、
いつも通りプレカット業者さんと工務店さんから「早かったですね」と
喜んでいただけました。プレカット打合せは2~3時間以上
かかることも多く、それでも終わらないこともあるらしいですが、
大半は事前の検討不足や設計者の認識不足のような気がします。
構造面とプレカットの加工条件のところの知識があれば、
何が問題になるか問題にならないかが認識できるので、
結果、上棟作業時が安心して進めてもらえるし、確認作業も
しっかりスムーズにできることに繋がると思います。
打合せが早く終わったので、プレカット業者さんのショールーム見学と
併設カフェでコーヒーをいただく時間もとれました。
できた時間で新たな情報やコミュニケーションを取れることで
勉強もでき、良いプラスのサイクルもできます(^^ゞ
淡路島の別荘のプレゼンテーションを行いました。
希望内容と敷地条件からこれがベストと思えるプランを作成し、
予算は後から必要なところを残して減額案でまとめていく形で
調整できれば良いと考え、大きく予算オーバーした提案でしたが、
ありがたいことに削るところないから、予算の工面を検討しますとの
お返事をいただくことができました(^^ゞ
いつも「まずは風呂敷を広げて、そこからちゃんと閉じられる
ようにしていく」というスタイルが、後悔の無い住まいづくりと
いう考えでプラン提案をすることが多いですが、風呂敷を大きく
してもらえるということもたまにあります。最終的にはしっかり
減額できるところは減額検討をしますが、提案内容を喜んで
いただけることは素直に嬉しいです(*^_^*)
良いお返事がいただけることを祈って待っていたいと思います。
プレゼンの前日には、先月プレゼンテーションを行った
和歌山の家のクライアントから設計監理契約決定の
お返事をいただいての第1回打合せをさせていただきました。
現在、京都市にお住まいなので京都のご自宅で打合せ、
契約は次回打合せ時に行う予定で、この日は契約内容の
説明と資料の提示、プレゼン案からの変更希望箇所の
ヒアリングを行いました。完成まで1年少しくらいの
スケジュールで進めて行く予定で、こちらも今から完成が
楽しみな計画です。
福島区の家では断熱材施工後に気密シート張りをしています。
現場では下地の状況から、「ここはグルっと巻いた方が良い」
「気になるところはテープや発泡ウレタンで埋めておこう」など
より良くなるように意見交換を現場監督さん、大工さん、私で
検討をしながら作業が進んでおります。ダウンライト部分は
良い気密部材が無かったので、塗料のさげ缶の替えカバーを
逆さにつけてしっかり、気密が確保できるようにしてくれました。
近々、気密試験も行われる予定なので、特殊な納まりの多い
今回でどれくらいの数値になるのか期待と不安の中、結果が
でるのが楽しみでもあります。ガレージ屋上もFRP防水が施工され、
雨養生も心配なくなりました。内部では石膏ボード張りの作業も
始まっていて、内部空間が日に日にわかりやすい状態になっています。
どこのメーカーさんもコロナ対策のため、1ヵ月以上前に予約をした
クライアントのショールーム見学に同行してきました。
減額と再確認が目的だったので、これもメーカーさんのコロナ対策の
1組約1時間の中でシステムバスとシステムキッチンを見ることが
できましたが、新規の見学だとなかなかしんどい時間だと思います。
キッチンはシンク側は製作する予定なので、コンロ側のみの確認でした。
解体工事も12月から始まり、地鎮祭の日程も決定したので
年明けからまた現場の進捗もご案内していけると思います(^^ゞ