新居で初めてのおうちたこ焼き、ちょい焦げ部分は
パリパリになったチーズです。トップページの
新着情報にアップした6月23日(土)に開催する
「自宅兼事務所&ショールームのオープンイベント」
でもつくる予定です(^-^)
宝塚の家2のお引渡しを行いました。
ご契約いただいてから約2年、土地購入前に
プラン提案をして、土地の交渉のお手伝いも
させていただいたのもあり、いつもより長い
期間でしたが、これほど眺望の良い敷地で
設計できる機会もなかなか少ないので、
個人的にも楽しく、また私自身とても勉強になる
ことが多い計画でした。クライアントからは
「住む家というより鑑賞する家という感じで
住むのが勿体ない気がします。」と言って
いただき、大変な部分もありましたが、
頑張ってよかったと思いました(^^ゞ
スキップフロアにしてLDKを半階あげる
ことで良い眺望が更に良い景色で楽しむ
ことができる良い住まいができたと思います。
Hさん新居での生活、存分に楽しんでくださいね。
住まいづくりをする時に「良い設計事務所って
どう見つけるの?どう見分けるの?」と思う方、
結構多いのではないでしょうか。設計事務所を
営んでいる私が言うのもなんですが、残念ながら
問題のある設計事務所が存在することは私も
いくつか聞いたことがあります。そういった
ところが業界のイメージを悪くしているので、
本当に腹立たしい思いをしています。
そういった問題のあるところを見分ける方法は
難しいのですが、工務店に勤めていた経験と
現場の職人さんや付き合いのある業者さん、
事務所仲間、実際に当事務所とは別の事務所で
住まいを建てた方のお話などから、いくつか
良い事務所の可能性が高いだろうと判断できる
ポイントを記載したいと思います。是非、設計
事務所選びの際に質問して確認してみてください。
注:たまにあてはまらない建築家もおりますので、
あくまで個人的な見解です。
①決まった構造事務所がある。
②3件以上同じ工務店で施工した計画がある。
③減額案・VE案やコストコントロールの対応が
しっかりしている。
④プロフィール写真と実際が違いすぎる場合は
注意が必要。
⑤案内できる建築事例がある。
⑥現場監理がしっかりしている。
①は問題がある場合、構造事務所が仕事を
受けてくれないため、ころころ構造事務所が
変わります。②も①と同じ理由です。
良い事務所だと慣れた工務店さんがいます。
工務店さんも良い事務所の物件は問題が
少ないので仕事を受けたいと思います。
また問題が少ないと費用的にも安く仕事を
請け負ってもらえる可能性もあがります。
③は結構、不得手な事務所も多く、コスト面は
特に後々問題が大きくなるケースもあり、
表面的にあまり見えない部分の仕事のため、
どういった風に進めるのか事前の確認を
お勧めします。④は個人的な経験で写真と
実物が違いすぎる方は問題があることが
多いと感じてます(^^; ⑤は案内できる=
クライアントと良好な関係を築けているが
成り立つと思います。完成見学会を行えると
いうのも、最終段階までしっかりと仕事が
できていないと了解を得るのは難しいと
考えることができます。⑥ですが、こちらは
設計監理契約前に重要事項として説明が
必要な項目になり、どれくらいのペースで
現場監理をしているかは建物の品質にもかなり
影響するところなので、早めに確認するように
してください。プランだけに目が行きがちですが、
プランはある意味できて当然なので、その他の
ところもしっかりチェックして設計事務所選びの
ポイントとして検討してみてください。
設計ブログでは、当事務所の設計に考え方と
これから住宅の計画をされる方のために
建築業界でも数少ない設計と施工の両方を
経験した一級建築士による役立つ情報を
定期的に掲載しております。
※約20日間隔で7のつく日に更新します。
右側のカテゴリー最上段「01設計ブログ」
のタグをクリックしていただければ、
設計ブログのみを表示することができます。
是非住まいづくりにご活用ください。
昨日の5月24日は事務所を開業して丸8年、
結婚式を挙げてから丸10年の記念日でした(^^ゞ
事務所営業は9年目、結婚生活は11年目に入りますが、
今までのことも大事にしつつ、新しいことにも
チャレンジしていきたいと思います。
先日、ブログでもご案内していた新事務所オープンの
プチイベントは1ヵ月後の来月6月23日(土)、24日(日)
あたりの開催で現在、準備を進めております。
ホームページにも近日中に詳細をアップする予定です。
たくさんの方のご参加お待ちしています。
引渡し前に竣工写真撮影を行いました。
遠方で雲があり、眺望は完全ではなかったですが、
いつも通り天気は晴れました。ちなみに写真家の
多田ユウコさんとの前日の会話はこんな感じでした。
多田さん「明日は曇りの予報ですが、晴れ男パワーを
信じて予定通り明日に撮影行いましょうか。」
私「では、晴れにしておきますので、予定通り撮影
よろしくお願いいたします。」
多田さん「晴れでよろしくお願いします。」
素晴らしい夜景も眺めることができたので、
写真の出来あがりが楽しみです(^_^)
撮影後日、クライアントの了解を得て、予定があり
見学会にお越しいただけなかった1組のお客様も
ご案内することができました。シロアリ対策の
基礎との隙間の玄関部分にはステンレスの
ブリッジを設置され、安全性もアップです。
雨続きの天気だったため外構工事が一部、残った状態でしたが、
ほぼ完成した状態まででき、予定通り施主検査を行いました。
先にビームスさんが工務店検査をされているので、事前に手直し
されるところもわかり、スムーズに進めることができました。
洗面所の鏡は跳ね上げ式の収納扉となっていて、大きな鏡が
スッキリとした納まりになっています。リビングの窓は
光の調整ができ、防犯面にも効果のある外付のブラインドが
設置されました。電動なので一度に動くと基地のようで
見ていると少年の気持ちになり、ワクワクしてしまいました(^^ゞ
スイッチネームはフォントや色も毎回クライアントに
選んでもらっていて、今回は事務所でよく使用している
フォントの茶色となりました。落ち着いた感じが家の雰囲気と
合いとてもいい感じです。外構の門柱を兼ねた塀は全体の
一体感がでる外壁と同じ色の同じ柄の仕上としています。
地震大国の日本では耐震は重要な検討事項になり、
耐震等級はその目安となるひとつと要素です。
検査機関へ申請をして、証明をすれば税制面や
保険等で優遇を受けることも可能となります。
また申請をしないでも、構造計算で耐震等級と
同等の耐震力を持つ建物にすることもできます。
基本的に当事務所ではご希望があれば耐震等級を
とりますが、取らない場合でも耐力壁としては
できる限り耐震等級2以上の耐力を確保する
ようにしています。ただ個人的には建物の耐震性が
どんなに高くてもその他の要素を考えていなければ、
安全面での安心は半減すると考えてます。
その他の要素というのは家具や収納の配置等で、
例えば背の高い本棚が固定されず置いてあったり、
耐震ラッチの設置されていない吊戸棚や高所にある
収納に陶器やガラスの食器が入っていたりと
いったところになります。いくら建物が無事でも
そういったところでケガをする可能性が高くなり、
場合によってはそれ以上の被害になることもあります。
当事務所では視覚的に広く感じるということもあり、
できる限り高いところには収納などを設けずに計画を
提案するようにしていて、クライアントにもそれを
伝えることで安全性をより高めてもらうようにしています。
地震対策はこの2つの要素が重要なので、
その辺りも踏まえて計画を進めてみると良いと思います。