八尾の家 新法対応と確認申請。

減額対応で少し変更があったため、再度八尾市役所に行って

修正手続きをし、4月から施行された建築基準法の改正対応の

確認申請に必要な書類と図面を作成作業を進めています。

週明けには指定確認検査機関に提出し、今月中に降りる予定で

考えています。改正法では、これまで特例で申請書に記載の

必要がなかった内容の記載部分と、構造関係と省エネ関係の

対応が主に増える内容となります。私の場合、記載の必要が

無かった部分は基本的にほとんどが書いていたので、

それほど大変ではなかったです。構造関係は仕様基準で

進める方法と構造計算書の提出して検査機関にチェックして

もらう方法があり、省エネも仕様基準で進める方法と省エネ

適合性判定(適判)を申請する方法があります。

両方ともに仕様基準で進めた方が費用が安く、審査期間も

短くなるようです。検査機関にチェックしてもらう方は

審査機関の細かなチェックが入るのは、良い面かもしれない

ですが、実際に現場でキチンと施工しているかや構造確認して

いるかをチェックできているかなので、メリットは

それほど感じられないかなと思います。他の申請の関係等

(耐震等級をとるや長期優良住宅等)で必要なケースを

除いては、個人的には仕様基準で良いのかなと思います。

しっかり工事監理ができなさそうなところやローコストで

安く設計施工されているところに依頼の場合は安心できるように

構造計算書の添付と適判ある方が良いと思いますが、信頼できる

ところに依頼なら、どちらでも問題ないような気がします。

おそらく欠陥住宅がでないように、省エネや構造を考えて

いない会社に最低限のところをさせるためが理由として

大きそうなので、しっかりできているところは手間が

増えてコストを増やさないといけなくはなりますが、

問題なく対応できるのかなと思います。

実際は始まったばかりで、これからのところもありますので、

また違ったところがあれば、ブログに書いていくようにします(*^_^*)

 

堺市西区の家 配筋検査×2。

先月末に配筋検査を行っていたのですが、チェックにすると

変更前の旧図面で施工されていたため、一部解体と鉄筋の製作と、

組立と手直しをしてもらって、再度配筋検査に行ってきました。

しっかりチェックはとても大事です(*^_^*)

敷地に高低差があり、地下1階になる部分の裏側は壁面が

地面に接するので、外からの水の排出しやすさと止水や防水と

ともに内部結露にも気を付けないといけません。

基礎のスラブ(床になる部分)より上に土がくる場合は、

細心の注意を払って検討をしておかないと大変なことになります。

修正した配筋は問題なくできていたので、間に1回状況確認挟んで、

次々回くらいに、その防水ができたときもチェックに行く予定です。

 

河内長野の家 2年点検。

先週に引き続き、今週は河内長野の家の2年点検に行ってきました。

新築プロジェクトでは当然、内部も外部もいろんなところを

チェックしていくのですが、どういうところを確認するか一部

ご紹介すると、外部では住まい手さんが普段、気付きにくい

基礎廻りや外壁などを見ていきます。特に基礎はシロアリ被害が

ないかやその危険性がある環境になっていないかもポイントです。

内部では、建具や照明の動作チェックを中心に普段、目にされている

ことが多いので住まい手さんが気になる部分をヒアリングして

確認していきます。内部、外部共に問題もなく完了しました。

この年のプロジェクトはたまたま壁紙に同じものを使用することが

多かったのですが、思っていた通り良い機能性があり、

多少の建物動きには追従して隙間等もほとんどでていないです。

意匠的な見た目も良いので、今後もおすすめできるクロスです。

 

堺区の家Re 2年点検。

堺区の家Reの2年点検に工務店さんと一緒に行ってきました。

リノベーションの建物ですが、とてもキレイにお使いいただいていて、

クロスの隙間や不具合箇所等もほとんどなかったです。

建具の状態や照明の点検等をして、リノベーションをしていなかった

玄関ポーチの土間タイルのやり替え見積依頼のご相談をいただき、

無事に完了しました。奥行きが長い建物ですが、各部屋に光を

うまく採り入れることができたので、日中は明るく照明なしで

生活できているとのことでした。外を感じられないと精神的にも

良くないので、計画する時はプライバシーを守りつつ、

できる限り窓を有効活用できるようにしているので、

実際に生活してもらい、そのことが確認できると嬉しく思います(*^_^*)

 

八尾の家 第2回減額打合せ。

4月の法改正の関係で確認審査機関が混雑していて

3月中におろすのが厳しいこともあり、急いで進めず

じっくり減額検討をもう少し詰めてから進めることを

優先するようにしました。予想より高くなっていた

見積も第1回目から税込550万円ほど下がったので、

予算内への調整に近づいてきたので、もうひと踏ん張り

というところです。検討すると悩む部分や大変な部分

もありますが、アイデアによって、より楽しそうになる

部分もでてくるのが不思議です。より良い案に

できるようにプラン修正をがんばります(*^_^*)

 

堺市西区の家 減額案検討(3回目)と仕上材の決定確認。

工事着工となりましたが、打合せも引き続き行います。

工務店さんから修正見積書をいただいたので、その確認と

そこからの減額案(追加変更も含む)の検討をしました。

減額検討項目と検討回数は設計事務所の中ではかなり

多い方かもしれません(^^ゞ

そこから仕上材決定確認表を使って、設備関係や仕上と

なる仕様の最終決定を進める打合せをしました。

仕上材の項目は今回、90以上ありました。

これだけたくさんあると打合せで決めたか決めてないかを

覚えていられる人はほとんどいないと思います。

当事務所では書類にしていつ何に決定したかやいつまでに

最終決定が必要かを記載して、渡すようにしています(*^_^*)

 

八尾の家 市役所と指定確認検査機関。

法務局で開発協議に必要な書類を取り、それを添付して

市役所へ書類を提出してきました。

市町村や建物の用途等によって、手続きも違うのですが、

八尾市で戸建て住宅の場合は小規模要綱協議書というものの

提出が必要になります。事前に細則をチェックしていると

八尾市内での独自ルールにあたる開発指導要綱(改定も

時々行われる)で長屋は1住戸につきの敷地面積の

最低限度が決められていて、もともと完全分離の2世帯

(長屋扱いになります。)で計画をしていましたが、

中で行き来ができる形に修正をして提出をしました。

重層長屋なども建築されることも多くなってきたので、

個人的には時代に合わせて敷地面積の基準ではなく

1住戸の面積で基準があるべきかなと感じました。

その後、タイムロスを少なくできるように指定確認

検査機関に確認申請書の下見を書類を提出しました。

ちなみに確認申請書は市役所に提出もできるのですが、

費用面、交通や手続きの利便性の面などから

ほとんどの場合で基本的には指定確認検査機関を

利用することが多くなります。

 

堺市西区の家 地鎮祭と地盤調査。

確認済書がおりて約1週間後、計画地にて地鎮祭を行いました。

今回は略式で神社さんで御札と鎮めものをいただいてきてもらい、

工務店さんと一緒に4方清めをして、工事の安全等を祈念しました。

堺には方違神社さんがあり、風水等が気になる方もそうでない方も

安心して計画できることが可能です。遠い地域の人でも今回みたいに

略式で地鎮祭等をしたり、引越し時に御札だけもらったりという

対応もできるので、興味のある方は調べて見てください(*^_^*)

地鎮祭後すぐに地盤調査も行って、結果かなり良好な感じだったので、

地盤改良も無しで進められます。今月中旬ごろから本格的に

工事を開始していきます。

 

八尾の家 LINE確認。

変更案からの変更も随時、LINEで確認しながら

対応して図面の修正を進めています。

いつも計画のご家族と私でLINEグループを作成して、

一緒に同じ内容を確認することができ、連絡漏れ等の

リスクも軽減することができて、後からのチェックも

できるので、とても役立ちます(^_^)

4月から建築基準法の改正で、確認申請の費用等も

あがるみたいだし、その他追記や手続きの変更もありそうなので、

できるだけ3月末に間に合うように展開図の作成や

確認申請書の作成を同時進行で作業していってます(*^_^*)

 

堺市西区の家 確認申請完了。

先週末に無事確認申請がおりました。

市を経由して指定確認検査機関に提出するのですが、

今回、敷地に高低差があり、昨年4月から堺市全域が

宅地造成等規制区域内(宅造)になって厳しくなったこと

もあり、堺市から追加説明図面の提出の指導もありました。

高低差を考慮して、計画を進めていたので追加図面で

しっかり説明もできて、宅造もかからずにOKでました。

担当の方からは説明図面がわかりやすかったので判断しやす

かったと誉め言葉もいただけました(^^ゞ

今週末に地鎮祭を執り行い、いよいよ着工になります。

とても楽しみです(*^_^*)

 

八尾の家 減額プランの検討。

前回のプランからなるべくプランは近い状態で

ギュッと床面積をできる部分で小さくし、かつ

コストが下がるポイントを見極めて修正した案で

打合せを行いました。ここからこだわりのところは

残してみて、あまり増額なく変更できるところを

変更しながら、コストとバランスとりながら

最適なものへとしていきます。

次回はこの減額プランに希望部分の修正をし、

工務店さんに本見積してもらえる内容の

図面作成まで進めて行く予定です。

 

堺市西区の家 減額検討2

前回、概算見積時の減額案を含めて、展開図や構造関係の

図面内容を踏まえて提出してもらった本見積の確認をし、

そこからの減額案の検討を行いました。

間取りはそのままで行くことが決定できたので、

準備を進めていた確認申請を今週、提出予定で着工は

2月下旬開始のスケジュールとなりました。

地下1階、地上2階ですが、2層を段違いに構成した

2階建ての住宅で、道路を挟んだ公園を北側に眺めながら、

南側の光もたくさん採り込み採風も気持ちの良い住宅に

なっています(^^ゞ 今から完成がとても楽しみです。

 

八尾の家 減額案検討。

年末に打合せ予定でしたが、クライアントの都合が悪くなり

年始に日程変更して打合せを行いました。工務店さんから

提出された概算見積書の内容を確認しながら、減額案を

検討していきます。今回は一旦やりたいことを詰め込んだ

こともあり、思っているより予算オーバーとなっていましたが、

いつもここから減額検討等をしてなんとか納まる形になって

いるので毎回ですが、がんばりどころです(^^ゞ

まずは大きく風呂敷を広げ、風呂敷が綴じれるように

必要なものを厳選していくと不思議とバランス良いところに

落ち着くことが多いです。物価高になってから減額案も

より厳しい部分が増えましたが、ここも自分のスキルが

活きる部分なので、より良い提案になるようにがんばります。

 

江坂の家 お引渡し

初めての工務店さんということもあり工事期間が予定より

かなり長くなりましたが、無事完成してお引渡しできました。

施主のご実家が神社さんなので、竣工祭も執り行われました。

地鎮祭や上棟式は現場監督時代から今までたくさん

経験させていただきましたが、竣工祭は初めてでした。

式典をすることで、ひとつ新しい始まりという感じがあり、

気持ちもそのタイミングごとに引き締まって、いつもながら

良いことに感じます。施主の写真家の多田ユウコさんが

落ち着いたタイミングで竣工写真撮影してくださる予定なので、

また写真いただけたら、施工事例にアップさせていただきます。

ブログでは先に私の撮影した写真をご覧ください(^^ゞ